「 信念・心意気 」一覧
そもそも外交の世界に純粋な人道支援など存在しない 第 655 号
『自壊する帝国』で第38回大宅ノンフィクション 賞受賞した佐藤優、衝撃のデビュー作。 外務省、検察庁、永田町を震撼させ「国策捜査」 を日本中に知らしめた告白手記! 外務省元主任 分析官は、政治と外交の最前線で何を見たのか? 有能な外交官にして傑出した情報マン──。 国を愛し、国のために尽くしたにもかかわらず、 すべてを奪われた男が、沈黙を破り、「鈴木 宗男事件」の真実...
英国との絆を必死に取り戻そうとした人間の姿 第 653 号
ヒロヒトの全てを報告せよ----。インテリ ジェンス先進国の英国は、かつて七つの海 を支配した情報網を駆使し、敵対関係と なった太平洋戦争前後も、わが国を 冷徹に見つめ続けていた。 とりわけそのターゲットとなったのは、 日本のトップ、"天皇裕仁"だった。 退位計画、カトリック改宗説、 皇室の資産隠匿疑惑。 そして、天皇の"名代"として動いた、 吉田茂、白洲次...
突き詰めていくと.人の喜ぶ顔を見られるからなんです 第 652 号
フードコーディネーターの草分け的 存在の住川啓子さん。 これまでに手掛けた食事シーンは 実に450本以上とか。 そんな住川さんの仕事にかける情熱は 並々ならぬものがあります。 ───────「今日の注目の人」─── 住川 啓子(フードコーディネーター) ─────────────────── おかげさまでクラスもすぐいっぱいに なり...
知っていると奢る指導者ほど過ちを犯しやすい 第 651 号
世界はにわかに動乱の季節を迎えた。 日本周辺海域の波はことさら高い。 「北」のミサイル、空母を持った中国、混迷の中東、 通貨危機とTPP、そして黄昏れゆく日米同盟―。 表に出てこない裏事情、報道レベルを数段超えた インテリジェンスで「今そこにある危機」を分析 しつつ、縮みゆく日本を毅然として回復 させる道筋を示す黙示録的一冊。 「係争の地は指導者の器量を洗い出...
堅強であるものは死.柔弱であるものこそが生の仲間 第 649 号
「大器晩成」「上善は水の如し」「和光同塵」 「怨みに報いるに徳を以ってす」――日本人 に親しみ深いこれらの金言・警句は、 みな『老子』が出典である。 二千数百年もの昔に著され、わずか五千余字から なる書物の言葉が、なぜ日本人の生き方・考え 方に深い影響を与えたのか。 本書は、『老子』をめぐる基礎知識の解説と、 全文の訳注を完備した、その独特の思想世界 を理解する上で...
その時どう動くか!一歩動いたことによって.人間が変わることを実感 第 646 号
相田みつをの残した言葉をテーマに対談された 相田一人さんと円覚寺管長の横田南嶺さん。 その中で、ふと横田さんが漏らされた 人生の転機となった出来事とは。 ───────「今日の注目の人」─── 横田 南嶺(円覚寺管長) ─────────────────── 【横田】 私自身もかつては、本当に聞いてあげるだけで いいのかなという気...
足に合う靴を履いて生活することは健康を維持していく上で必要不可欠 第 645 号
日本に靴を修理して履く文化を根づかせ ようと奮闘する酒井宏明さん。 その情熱の根源はどこから生まれてくる のでしょうか。 ───────「今日の注目の人」─── 酒井 宏明(靴商店インターナショナル社長) ─────────────────── 海外のお取引先様には「クレイジー集団」 と言われていますが(笑)、そのくらい 皆で情熱を...
自分の分際をわきまえ.とにかく稼ぐことだけに専念せよ 第 641 号
江戸・明治の日本で、巨万の富を築いた驚くべき 商人がいた! 「現銀安値掛け値なし」で大繁盛を 生み出した三井高利、酒造業・両替商で 大坂一の豪商となった鴻池善右衛門、 大文字屋を創業した下村彦右衛門、 みかん船や材木商で大成功した 紀伊国屋文左衛門、真珠の養殖で富を 成した御木本幸吉など。 彼らはなぜ一代で成り上がれたのか。 いかにして商売を大きくしたのか。 ...
地元とは運命共同体であり「共存共栄以外に道はない」 = 2-2 = 第 637 号
東日本大震災にあっても、そのDNAは10代目 社長の海和誠に受け継がれていた。 カネに糸目をつけずに一刻も早く停電を解消し、 潤沢な電気をとどけることによって、人々の 暮らしと経済を立て直しを支援する という道を選択させた。 釜石は過去に何度も強大な津波に襲われた歴史を 持つだけに、古くから「地震が来たら、津波が 来る。てんでんに(それぞれに)安全な 場所へ逃げろ」...
地元とは運命共同体であり「共存共栄以外に道はない」 = 2-1 = 第 636 号
危機において企業の生死を分かつものは、 長い間育まれた企業の文化である。 危機時の緊急マニュアルの精緻さではない。 震災から三年、気鋭のジャーナリストが取り組んだ テーマは、同じ大震災に直撃されながら、東京電力 と東北電力はなぜ明暗を分けたのか、である。 人類史上最悪の事故を起こした東京電力の福島第一 原子力発電所と同じ太平洋岸にあり、より震源に 近く、大きな揺...