社員満足無くして顧客満足は無いものと知れ = 2-2 = 第 2,949 号

それから、当社も予算計画は各部署でつくり
ます。もちろんヒアリングとチェックを
私が経理と一緒にして、
計画が甘かったりきつかったりすれば、
その都度調整を加えています。
そして、計画を達成した部門には
経営計画発表会で必ず達成賞と賞金を出す。

〈青谷〉 

創業からの歩みを時代の流れと共に
振り返ってみると、最初は大量
生産・大量販売・大量消費の価値観のもと、
豊かさを求める「進化」の時代でした。
10年くらい経つと、一つの物に
こだわって深掘りしていく「深化」に移り、
バブル崩壊後は本物志向の「真価」へと変わって、
東日本大震災以降は物の価値よりも
心の価値を大切にする「心価」の時代に
なったと考えています。

「幸せとは何か」という問いに対して、
「この地域に住んでいること、
この家に住んでいること、
この家族と住んでいることが幸せ」と、
幸せは身近にあるものだと気づいたんです。

この心価の時代では、勝ち負けの「競争」から
共に新しい時代を創造する「共創」を
価値観の中心に据える世界に
入ってきていると感じるんです。

〈徳満〉 

青谷会長は時代の流れをよく掴んで
いらっしゃって、さすがだなと思います。

「俺が俺がの我がを捨てて、
おかげおかげの下げで生きよ」

という言葉や近江商人の
「売り手よし、買い手よし、世間よし」
という三方よしの考え方がありますけど、
自分の都合や利益だけを考えて
虚勢を張ったり相手と争ったりするのではなく、
相手を尊重し謙虚な姿勢でお互いに補い合う、
助け合う、そんな共栄の社会を
目指していくことが大切だと思います。

・ ・  ・  ・  ・

★この続きは本誌2023年11月号
「幸福の条件」をご覧ください。
徳満さんと青谷さんの対談記事には、

・半世紀近くにわたるビジネス人生
・事業継承とは魂の引き継ぎ
・「戦わずして勝つ」小が大に勝つ方法
・経営理念が動き出すには三十年を要する
・天の試練をいかに乗り越えるか
・幸福な人生を送るための方程式

など、令和の時代に求められる経営の在り方が
実際の体験談を交えて縦横に語られます。
ご購読・詳細はこちら 

★【致知電子版】でも全文がお読みいただけます。
詳細はこちら 

致知出版社の人間力メルマガ

 今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

スポンサードリンク

♥こちら噂の話題満載情報♥

ぜひ、いいね!を「ぽちっ」とお願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください