永遠の生命から比べれば一瞬に過ぎない人間の一生 第1,692号

日本のみならず世界にも広く知られる俳聖・
松尾芭蕉。

その俳句には、様々な深い意味が秘められて
おり、私たちの生活を豊かにしてくれる
力を持っています。

3月1日に発刊された『致知』最新号では、
東洋思想家の境野勝悟さんに、
芭蕉の俳句を独特な視点で読み解いて
いただいています!

本日はその一部をご紹介します。

★『致知』最新号「命ある限り歩き続ける」
が発刊されました!

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確か大学3年生の時だったと思います。
1つ上の先輩から「これを読めよ」と
勧められたのが鈴木大拙先生の『禅と日本文化』
という本でした。

私が禅の教えに触れたのはこれが最初でしたが、
禅が茶道や俳句など幅広い日本文化にも影響を
を与えたことに興味を覚えながら読み進めると、
そこには少年の頃から慣れ親しんだ芭蕉の
句が紹介されていました。

古池や蛙飛こむ水のおと

山の中の静かな古池に蛙が飛び込んだ。
ポチャンという音が静寂を破り、]
しばらくするとさらなる静寂が広がった。
それまでの私はこの句をそう解釈して
いました。 

ところが、大拙先生の解説はそれとは全く
違っていたのです。

大拙先生は古池を永遠なる自然の生命の
象徴と捉えられました。

そして蛙が飛び込むポチャンという音は、
永遠の生命から比べれば一瞬に過ぎない
人間の一生。

つまり、一瞬に過ぎない二度とない
人生の時間を嘆き悲しみながら
過ごすことの虚しさ……。

逆に生を惜しみ感謝しながら生きることの
大切さを説いたのがこの句だというのです。

数多い動物の中で私たち人間だけが……

★この続きは『致知』最新号
「命ある限り歩き続ける」で!

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 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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