公安調査庁は政治の意思決定に貢献できる潜在力を秘めている 第 1,992号

 深い霧に覆われた情報組織、これが公安調査庁

だ。一般の目が届かない深層で情報活動を繰り

広げ、決して表舞台に出ようとしない組織。

 逮捕権を持たないため、人の心の襞に分け

入るヒューミント(対人諜報)に存在意義を

見出している。公安警察や外務省と情報

コミュニティーの主導権を競う公安調査庁。

 インテリジェンスの巨匠ふたりは、

その素顔に切り込み、過去の重大

事件の裏側を初めて論じてみせた。

いま公安調査庁から目が離せない!

 インテリジェンスとは、国家が生き残る

ための選り抜かれた情報である。

 国家の舵取りを委ねられた政治リーダーは、

彫琢し抜かれ、分析し抜かれたインテリ

ジェンスを拠り所に、国家の針路を決める。

 だが、コロナ禍に直面して、日本をはじめと

する各国の政治指導者はインテリジェンス

を手にしていなかった。

 今回ほど精緻なインテリジェンスを、そし

てインテリジェンス機関の必要を

痛感させた事態はない。

 国家の災厄をいち早く掴む情報組織の責務が

いかに重いのか、尊い犠牲を払って我々

に教えてくれたのである。

 強権国家は不都合な真実を隠したがる。

 それゆえ、報道統制を敷く大国の懐深くに

情報のネットワークを張り巡らして

おくべきだった。

 「公安調査庁」という一般にはほとんど実態

が知られていないインテリジェンス機関を取

りあげ、本書を編もうと取材に取りかかっ

たのは、コロナ禍が起きる前だった。

 戦後日本の独立と軌を一にして発足した

この政府組織は、逮捕権も持たず、強制

捜査権もなく、外交特権に守られた

在外の情報要員も持たない。

 国からの予算も少なく、人員も限られており、

納税者からも存在を認められているとは言い

難い。いわば「最小にして最弱」の機関

と見なされてきた。

 だが、中国の武漢で特異な感染症が起きて

みると、幾重もの国家機密の壁を乗り越え

て、強権国家の奥深くで何が起きている

のか、その実態に迫ることができる

インテリジェンス機関は、公安

調査庁を措いて他になかったのである。

 公安調査庁は、かってオウム真理教が起こした

サリン事件を手がけた経験を持ち、生物・化学

兵器に対する豊富な情報を蓄積している。

 世界の感染症とウイルスの専門家から貴重な

ヒューミント(人的情報収集)を集めて収集

・分析し、政治の意思決定に貢献できる

潜在力を秘めている。

 未曽有のパンデミックに見舞われた

いま、独自のインテリジェンス

こそ、ニッポンが生き残る力となる。

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 今回も最後までお読みくださり、

     ありがとうございました。感謝! 

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