その凄まじい面貌は男を惚れさせずにはいない 第 1,993号

「運とツキ」を高める法則を『致知』の
記事の中からご紹介します。

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新潮社を創業した佐藤義亮氏に、
浅草で商いを手広く営む知人があった。
ある晩、その人の店が全焼した。
翌日、佐藤氏が見舞いに駆けつけると、なんと、
知人は酒盛りをして騒いでいるではないか。
気が触れたか、とあきれる佐藤氏に、
知人は朗らかに言った。

「自棄になってこんな真似をしているのでは
ないから、心配しないでください。

私は毎日毎日の出来事はみな試験だ、
天の試験だと覚悟しているので、何があって
も不平不満は起こさないことに決めています。

今度はご覧のような丸焼けで、一つ間違えば
乞食になるところです。しかし、これが試験
だと思うと、元気が体中から湧いてきます。
この大きな試験にパスする決心で前祝いを
やっているのです。あなたもぜひ一緒に
飲んでください」

その凄まじい面貌は男を惚れさせずにはいない、
と佐藤氏は言っている。知人は間もなく、
以前に勝る勢いで店を盛り返したという。

明末の大儒、呂新吾は言う。

「精神爽奮(せいしんそうふん)なれば則ち
百廃倶(ひゃっぱいとも)に興(おこ)る 

肢体怠弛(したいたいし)すれば則ち百興倶
に廃る」(精神が健やかに奮い立てば、
もろもろの廃れたことが一斉に興る。

手足身体が怠け弛むと、もろもろの盛んな
ことも一斉に廃れる)

 
運とツキを招き寄せる法則は古今に不変である。

※本記事は2011年「運とツキの法則」

から一部抜粋しました。

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 今回も最後までお読みくださり、

     ありがとうございました。感謝! 

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