このような危機にこそ人の真価が問われる = 2-1 = 第 2,793 号

 半兵衛と官兵衛――。「生涯の友」となる

二人の運命が、いま交錯する!野望を内に

秘め、おのが才知で天下に名を残そう

とする竹中半兵衛。小寺家の行く末

を織田信長に託す決意をし、軍師

としての生き様を模索する小寺(黒田)官兵衛。

 毛利攻略を機に秀吉の下へ集い、いつしか「義」

という絆で結ばれていく二人。しかし三木城攻

めの渦中、謀反の荒木村重を説得に赴いた

官兵衛は、有岡城地下牢に幽閉されてしまう。

 豊臣秀吉の頭脳として、「二兵衛」と並び称さ

れる二人の名軍師がいた。野心家の心と世捨て

人の心を併せ持つ竹中半兵衛、己の志を貫き

まっすぐに生きようとする黒田官兵衛。

混迷の現代に共感を呼ぶ長編歴史小説。

 竹中半兵衛は、その生涯のうちに、わずか

2度しか人を斬ったことがない。無益な

殺戮を嫌い、力よりも知恵によるいく

さを心がけた半兵衛だったが、必要

あらば、躊躇なく人を斬る。この

一見、物静かな若者の身のうち

にも、乱世を生きる苛烈な漢

の血が脈々と流れている。

 黒田官兵衛は、職隆の嫡男として姫路城で

生まれた。母は、明石正風という歌詠みの

孫である。京育ちの母の影響を受け、官

兵衛は武家の子にもかかわらず、幼少

の頃から古今集などの和歌に親しみ、

源氏物語、伊勢物語を読みふけって育った。

 客将として招かれ、小谷城へ来てから、わず

か一ヶ月にして、半兵衛は浅井長政の人物を

見切っていた。乱世から抜きん出ていく

には、熱意だけでは如何ともしがたい。

したたかな知恵と、大胆な変革を恐

れぬ心、そして時代の気運をつかんだ者

だけが、まっしぐらに覇道をかけのぼってゆく。

 行動は果断にして、迅速なるがよし。頭で

あれこそ考えて決断をためらっている者

より、機を逃さず、動いた者の勝ちだ。

 古来、「美濃を制する者は天下を制する」

といわれる。肥沃な国土と地勢にめぐまれ、

不破ノ関をこえれば、そこは琵琶湖のひ

ろがる近江の国。京の都は目と鼻の先である。

 織田家のなかでめざましい出世を遂げてきた

羽柴秀吉には、3つの信条があった。「大飯」

「早食らい」「憂いこと無用」である。

 農民の出で、若い頃から苦労を重ねてきた秀吉

は、「人は飯によって動くものだ」ということ

を、経験によって知るようになった。

火坂 雅志 (著)『軍師の門。

     竹中半兵衛と黒田官兵衛』

の詳細及び書籍購入はこちら ⇑

  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

スポンサードリンク

♥こちら噂の話題満載情報♥

ぜひ、いいね!を「ぽちっ」とお願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください