自分はこう思う.と意思表示を明確にせよ 第 2,585 号

 仕事をしていると誰もが直面する「本当に

ヤバい場面」。中間管理職ならではの「上

と下との板挟み」のケースから、「リス

トラで人を半減しなくてはならない」

「社内で不祥事隠しが発覚してし

まった」といったより深刻なケース、

そして「家庭と仕事との両立」「病気に

よって休職を余儀なくされる」といったキャ

リアに関する問題まで、極めてリアルな30

のケースを選出。「あなただったらどう

するか」?というケーススタディ形式

にて、それぞれの問題に対峙する

ためのスタンス、そして具体的

な対処法について説いていく。

 時には正攻法で、時には「禁じ手」を使って

でも危機を乗り越えていくためのリアルな

方策を伝授する。変化が激しく、誰も

が「修羅場」を逃れられない時代。

 本書にて、そんな時代を生き抜くための

真のサバイバル能力が身につく!

 修羅場を乗り切れるか否かは、リーダーシップ

をいかに発揮するかにかかっている。

 リーダーシップを発揮するには2つのことが

大事。1つは、ポジションを取る。何事に

おいても、「自分はこう思う」という

意思表示を明確に行う。

 2つ目は、決めたことをやり切る。決めたこと

に反対する人がいても、泥臭いヒューマン

スキルを駆使しつつ、それをやり切る。

 修羅場を乗り切る力を鍛えるのに最適な

メソッドが、「ケーススタディ」なり。

 ケーススタディにより、当事者になりきり、

自分なりの仮説を立てながら思考実験

を行うことができる。

 大きなトラブルが起きた時、まずやるべきは、

リーダーとしてチームの失敗を認めること。

そのうえで、問題解決に向けて建設的な

議論を促すことが責任者の務めなり。

犯人探しはしない。

 むしろ、「自分のことはいくら責めてもいい

から、今はチームとしてこの危機を切り抜け

るために協力してくれ」と自ら泥をかぶっ

ても、事態の収拾に向けて、チームを

まとめることが求められる。

 前任の無茶で、現場が疲弊しているときは、

部下を巻き込む。事業方針策定ミーティン

グと称して、部下を集めて、自由に

意見をいわせる。

 結果が出るまで、我慢せよ。新しいやり方を

出した場合、我慢できるかがポイント。内心

は「本当にうまくいくのか」とビクビク

していても、それをおくびにも出さず、

部下に「大丈夫だ」と言い切れるか。

決して途中で妥協してはいけない。

 「ポジションを取る」習慣をつける。自分

はこう思う、と意思表示を明確にせよ。

 修羅場において、上の人をうまく操ったり、

社内で使える人間を見極めて動いてもらっ

たりと、ある種の裏ワザを駆使しながら

物事を進めるしたたかさも必要だ。

木村 尚敬  (著)『修羅場のケーススタディ』

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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