身近なテーマを楽しみながら一番関心のある時代に触れ読み解いていく 第1,091号

 著者が自らの経験を通して示す、『マン

ガからはじめる読書』を実践するため

の、まずは読んでおきたい名作

マンガを紹介する。

 日本史、世界史、政治、経済の名作を

解説しつつ、マンガの後に読むべく

“書籍”も合わせて紹介する。 

 読めば読書へのモチベーションが高まっ

てくる。あなたの知的好奇心を刺激する。

 私は、不得意なテーマにとりかかるきっ

かけとして漫画や小説を活用した。

 漫画や小説をきっかけに新しい

関心分野を開拓したりした。

 あるときは意識的に、

あるときは偶然に。

 種類の多さと面白さ、身近さから

言って歴史漫画こそ「マンガか

ら入る読書法」の基本。

 そのなかでも特に「入り」として

お薦めなのが戦国時代だ。

 江川達也の『日露戦争物語』をマンガで

楽しんだ後に、未完の部分である日露

戦争までを圧倒的筆致で描いた

『坂の上の雲』を読む順番

こそは、この時代には

まり、この時代の

読書好きになる一番の方法だ。

 源氏物語で描かれる恋の熱情や嫉妬は

まさにトレンディドラマのようだ。

 だからこそ、我々にとって身近なテーマ

を楽しみながらこの時代に触れたい。

 さらに院政や宗教といった奥深い政治、

文化の世界を読み解いていきたい。

 日本史の読み方は、教科書の通り、

縄文時代の土器から入って、順番

どおりに進まなければいけない

というものではない。

 一番関心のあるところから、歴史の流れ

を意識しながらも、キーワードや人物、

関心のあるテーマ、著者などを

糸口に、面白いと思う本を

読み進めていけばよい。

 世界史の読み方には何通りかある。

 興味のある人物あるいは歴史的事件から

徐々に読書の範囲を広げていくやり方だ。

 たとえばナポレオンに興味があるなら、

ナポレオンの人物伝などから入り、

そこから歴史を遡ってフランス

革命、絶対王政、ルネサンス

と拡げることができる。

 西欧の原点はギリシャ・ローマとキリ

スト教にあると言っても過言ではない。

 世界史を読むなら、まずはギリ

シャ・ローマを制覇しよう。

 近代西洋史がわかれば、学問の王道、

読書の最高峰ともいえる近代西洋

思想へのよき架け橋となる。

 現代の政治は、生身の人間が

繰り広げる人間ドラマだ。

 汚くも深みのある戦略・戦術の飛び交う

戦場であり、老いと若きが知恵と

勇気を競い合う場である。

 読書の対象として読み応えのあるフィー

ルドであることを知る必要がある。

 政治を読むにはまずは政治家を知り、

彼らの駆け引きや政治闘争を

楽しむことが一番だ。

 一癖も二癖もある個性ある政治家たち

こそが、現代の登場人物であり、未

来の歴史上の人物なのである。

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今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝

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