「 教育・思考・清浄 」一覧
「人間 」この不思議なるもの!! 第 43 号
人間の命は奇跡の連続の上に成り立っている―― このことは本欄でも何度か紹介してきた。 中でも忘れられない話がある。 本号にもご登場いただいている村上和雄、 桜井邦朋両氏から伺った話である。 「人間の持っている遺伝子情報は、一粒の米を 60億に分けたほどの極小スペースに、一ページ 1,000文字で千ページある 大百科辞典 3,200冊分が入っている」 ...
尊い命を愛おしむ心を大切にして生きる 第 41 号
命がない状態は、無の状態。 それが元々の状態 であり、生命が生まれるということは、無限 の状態から有限になるということ。 命ということ。 命を、愛おしんでいますか? 命を喜び、命を慈しみ、命を謳歌 していますか? 私に出来るのは、たったひとつの命を、 受け止めることだけです。 それでも、そこから、より多くの人達の命の 尊厳が守られる、そんな世界への一歩を ...
愉快に生きる努力を継続する 第 40 号
「表正しき時は影正し」 「盤(ばん)円(まど)かなるときは水円かなり」 "自分自身の姿勢が正しい時は、地に映る影も 正しいものになる"という意味で、表とは形 あるもので、その形が整っていれば、お のずとその内容も整うもので、形式を 重んじる教えと受け取られがちですが、 形を整えるということは、とりも なおさず心の内容を形あるものに 表現し、心と形が相即(そうそく)...
ストレスに負けない❸つの感覚 第 38 号
最近、仕事や生活の場面でストレスを 感じていることはありませんか? 何となくストレスを感じながら、その原因が 分からないという方も多いかもしれません。 そこで今日は、自分のストレスの原因に ついて少し分析的に見てみませんか? 気持ちがスッと晴れるきかっけ を掴めるかもしれないので、 ぜひご一読ください。 同じような環境で、同じような仕事内容で 働いていても...
生きる装 ( よそお ) い 第 37 号
今年は、夏が過ぎ秋の残暑もなく、四季の移り 変わりが例年になく順調すぎて、季節の装いを 十分に楽しまなかったと未練が残ったりし ないでもなかったが、過ぎた季節を脱ぎ 捨てる思い切りに一種の快感がなくもなかった。 最近は少しずつ年を重ねいくらか無精になった のか、屋外に出掛ける事が少なくなり、 季節への感度が少しずれて居る のを感じる事がないでもない。 夏には夏の...
継続は力なり 第 35 号
水は形がなく、どこへも滲み通っていく性質を 持っているので、よく私たちの活動にたとえ られ、たった一滴の水でもそれが集まれば 水流となり、使い方次第では電力源に なったり、家や橋を押し流す洪水 となるプラス、マイナスの効用があります。 『遺教経(ゆいきようぎよう)』にも「小水常に 流るるときは、すなわち、よく石を穿(うが)つ がごとし」とあるように、たえず流れている と、...
美しく生きる為の知恵の宝庫 第 33 号
枡野俊明 (著) 『禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本』 ・心を整えるために、まずみずからの所作を整えることから入るのが禅の修行。 立ち振る舞いが整えれば、自然と心も整う。 心が穏やかであれば、言葉に優しさや思いやりがにじみ出てくるもの。 ・所作を整えれば、心も綺麗になるし、身のこなしもきれいになる。 そういう人は、他人の目に「美しい人」として映るようになる。...
自身の勝手な思い 第 30 号
私達は自分の心の持ち方によって、接するもの 全てを自分の都合のいいように勝手に変形し、 認識してしまうという傾向があります。 食べ物でも品物でも人間でも、みな自分本位 に「あれは良い、これは嫌いだ」と考え、好 きなものは手元に引き寄せ嫌いなものは遠 ざけるという好悪(こうお)の感情を表し、 行動を起こします。 ところが同じものでも、自分が好きでも人が 嫌いなものもあ...
老廃物の毒だし安心な食生活 第 22 号
今の食生活は、食品添加物にすっかり包囲 されている中、自分自身で土を作り、田 畑を耕し食物を育てていかない限り 「安心の食生活」とは言えない。 それぞれの加工食品が規制の範囲内で添加物を 使用しているから"大丈夫"と言っても、単独で 毒性がなくても他の添加物と複合摂取した 時は、体の中で何が起きているのか、ど んな悪影響が出ているのかは、誰も わからないと言われている。 ...
大切な食・味覚・魔法の白い粉 第 18 号
生きるということは、楽しく食べるということが 基本にあると考えます。その大切な食!! 「食品の裏側-みんな大好きな食品添加物」 サブタイトルに「知れば怖くて食べられない」。 安部 司 (著) 第 7 号「2015年9月 」 2015/09/25「食を考え さらに健康を高める」のタイトルでも書きました が、もっともっと多くの人にほんとの怖さ...