「 戦略・策謀・計略 」一覧
平和や自由や繁栄は死に物狂いの戦いを経なければ生まれてこない 第 818 号
松陰の「非常識」さが、歴史を動かす エネルギーに 明治維新の狼煙のひと筋は、本州最西端の 長州藩から揚がった。 三方が海に囲まれた長州藩の萩で松下村塾を主宰 した吉田松陰と、その志を継いだ門下生高杉晋作。 この二人の若い武士を突き動かしたもの は、一体何だったのか。 幕末という激動の中に立たされた二人の若者は、 どんな志を持っていたか。 本書では...
激しい変化を肌で感じるためには.嵐の中に身をおく必要がある = 2-2 = 第 802 号
2007年1月、年が明け、その日は 仕事始めだった。 三木谷と穂坂は朝6時の飛行機で 羽田から福岡に向かった。 機中で三木谷は分厚いファイルを 熱心に読んでいた。 そこには楽天市場から楽天トラベル、検索サー ビスのインフォシーク、楽天証券、ゴルフ場 予約サービスの楽天GORAまで、数十に 及ぶ事業の前週の損益状況がびっしり 書き込んであった。 一橋大...
世界で食糧危機が起きれば.それを救う可能性のある国ウクライナ = 2-2 = 第 799 号
コサックの生い立ち。 15世紀頃からウクライナやロシアの南部の ステップ地帯に住みついた者たちが、出自 を問わない自治的な武装集団を作り上げた。 「コサック」とはその集団や構成員のことである。 両帝国支配下のウクライナ。 18世紀末のポーランドの分割およびトルコの黒海 北岸からの撤退によって、それ以降第一次世界 大戦までの約120年の間、ウクライナはその ...
当意即妙、円転洒落の心境は忍術の要諦なり 第 795 号
諜報と謀略。 それは古代からの営みであり、忍術を駆使 し得た者がいつの世も天下を制してきた。 その最たる者が徳川家康であり、最後の 忍者は西郷隆盛であった。 忍術研究の第一人者である著者の 歴史書の新装版。 奈良朝は、わが国の古来文化(神道文化)と、 新輸入の中国文化(仏教文化)とが混交し、 一体化していった過程の時代である。 宗教対立の必要性から中...
海千山千の大名たちをまとめ上げた家康は.最強の親分といえる 第 793 号
東西両軍の兵力じつに十数万、日本国内に おける古今最大の戦闘となったこの天下 分け目の決戦の起因から終結までを 克明に描きながら、己れとその 一族の生き方を求めて苦闘 した著名な戦国諸雄の人間像を 浮彫りにする壮大な歴史絵巻。 秀吉の死によって傾きはじめた豊臣政権を 簒奪するために家康はいかなる謀略を めぐらし、豊家安泰を守ろうとする 石田三成はいかに戦ったのか。 ...
情報伝達の早さに私は何度も驚いたものである 第 792 号
陸軍中野学校は、日米開戦前夜の昭和十三年、 諜報・諜略などの秘密戦要員を養成する 目的でつくられた。 卒業生たちは、大陸や東南アジアで諜報活動に 従事したが、終戦とともに組織は解体された。 しかし、終戦後GHQに潜入を試みた者、自衛隊 調査学校や内閣調査室の創設に携わった者、そ して戦後最大の未解決事件「下山事件」と 関わった者―関係者の肉声を丹念に拾い、 戦後日本...
責任ある安全保障体制とは.自覚して緊張感を持って議論する 第 787 号
こうして作られる沖縄「世論」尖閣、 米軍基地、自衛隊…。 日本が抱える大問題に潜む〝闇〟を 八重山の小さな新聞社が告発する。 本土からは決して見えない国境の島の真実! 子供たちの教科書が犠牲になった! 八重山日報は1977年、沖縄タイムスの社会 部長などを歴任した宮良長欣が私財をなげ うって創立した八重山のローカル紙である。 石垣市、竹富町、与...
巻き込まれるように集まった名も知れぬ強者達と孫正義の物語 第 784 号
巨額買収。後継者との別れ。規制への挑戦。 裏切り、内部分裂…これまで語られ なかった「舞台裏」に迫る! 孫正義がジョブズに見せた「あるスケッチ」。 カリスマ2人が確かめ合ったモバイルの未来。 2016年12月6日。ドナルド・トランプとの 電撃会談を仕組んだ人物とは。 持ち時間は10分。サウジアラビアの副皇太子 から450億ドルを引き出した驚異の会談の中身 ...
両親の遺伝子の情報交換で人が生まれ.生まれた人間が都市を創る 第 782 号
京都が日本の都となったのはなぜか。 頼朝が狭く小さな鎌倉に幕府を開いたのはなぜか。 関ヶ原勝利後、家康がすぐに江戸に帰った のはなぜか。 日本全国の「地形」を熟知する著者が、歴史の 専門家にはない独自の視点で日本史の 様々な謎を解き明かす。 歴史に対する固定観念がひっくり返る知的興奮 と、ミステリーの謎解きのような快感 を同時に味わえる1冊。 昭和45年に大...
北朝鮮とのビジネスを展開する海外企業は増え続けている 第 781 号
水面下で大争奪戦「北朝鮮レアメタル利権」 北朝鮮が弾道ミサイルを発射。 世界中から厳しい経済制裁を科せられて いるはずなのに、かの国はビクともしな いどころか、経済成長さえしている。 その裏事情を探りたい。 中露両国にとって、陸続きの北朝鮮は、 米国に対する貴重な外交カードとして 手放すわけにはいかない。 中露両国が互いに牽制し、警戒を 怠らない...