「 信念・心意気 」一覧
自分自身が求める生き方 第 60 号
道を求めるというと、とかく固苦しく窮屈に解釈 されますが、そう頑なに考えなくても「これが 自分の生きる道だ」というプランを持って いるかどうか、と考えてもよいの ではないでしょうか。 「そんなことはどうでもよいことだ。ゆきあたり ばったりに過ごしても、何も不都合なことはない じゃないか。第一そんなものを持ったところで 別にお金が儲かるわけでなし、過去の多くの 人々も、結構...
拝啓、がんの神様へ(後半)+風邪予防 第 59 号
思いやりの心に触れた時、なぜ私たちの 心はほわっと温かくなるのでしょうか。 不思議ですね。 それでは、前半の続きをどうぞ。 ────────『今日の注目の人』── 長堀 優(育生会横浜病院院長) × 村上 和雄(筑波大学名誉教授) ─────────────────── 【長堀】 実は彼女には肝硬変の夫がいたんです。 子供がいなくて親戚も近く...
命の限り修行・えびす様の開門神事 第 51 号
苦しみを突き抜ける「心の持ち方」 宮本祖豊(比叡山延暦寺円龍院住職) 私の心境としては、もはや出し尽くして しまって、どうしようもないという 思いでした。 いまから振り返ると、仏さんを感得するには、 そういう精神状態になることが求められて いたわけですが、二度のストップが かかるほど、私は多くの煩悩を 抱えていたということなのでしょう。 その囚われ...
人の心は行いにあり 第 50 号
昔の人はよく「不言実行」と言って、自分の やっている仕事に対しては、努めて、それを 言葉に表して人に認めてもらおうとするの を差し控え、実際になした仕事"そのも の"の語りかけに、任せたようです。 今日では大した仕事をしていなくても、それを人 に認めてもらおうとし認めてもらえない時には、 務めて相手の注意を引くようにして、仕事そ のものの出来、不出来よりも、自分の存在 を...
麺・蕎麦クラブ 第 49 号
295: 1/3 2015/07/23(木)05:15:26 ID:9x2 24歳で結婚。嫁はメシマズ以前に「料理が出来ない」「偏食(魚、野菜一切ダメ)」。 結婚するまで米を研いだことなし、味噌汁もつくったことなし。(俺が教えた) 結婚して覚えた料理は、ハムエッグ、ベチャベチャ野菜いため、もちもち炒飯のみ。 (ちゃんと教えても、なにかを間違えて失敗する) 1年のう...
お正月行事と暦 第 46 号
あけましておめでとうございます 皆さまには新しく年神様を迎えられ、この一年 の無事と健康 幸せを願われたことでしょう。 お正月の「いわれ」や「しきたり」は、諸説 あり地域や家庭等により異なると思います。 年末に掃除を行い、清々しい中で年神様(歳徳神 ともいわれる)を迎える「しめ飾り」を玄関口な どに設けて「清浄になりました」「どうぞお 入りください」と伝えるもので...
「人間 」この不思議なるもの!! 第 43 号
人間の命は奇跡の連続の上に成り立っている―― このことは本欄でも何度か紹介してきた。 中でも忘れられない話がある。 本号にもご登場いただいている村上和雄、 桜井邦朋両氏から伺った話である。 「人間の持っている遺伝子情報は、一粒の米を 60億に分けたほどの極小スペースに、一ページ 1,000文字で千ページある 大百科辞典 3,200冊分が入っている」 ...
尊い命を愛おしむ心を大切にして生きる 第 41 号
命がない状態は、無の状態。 それが元々の状態 であり、生命が生まれるということは、無限 の状態から有限になるということ。 命ということ。 命を、愛おしんでいますか? 命を喜び、命を慈しみ、命を謳歌 していますか? 私に出来るのは、たったひとつの命を、 受け止めることだけです。 それでも、そこから、より多くの人達の命の 尊厳が守られる、そんな世界への一歩を ...
愉快に生きる努力を継続する 第 40 号
「表正しき時は影正し」 「盤(ばん)円(まど)かなるときは水円かなり」 "自分自身の姿勢が正しい時は、地に映る影も 正しいものになる"という意味で、表とは形 あるもので、その形が整っていれば、お のずとその内容も整うもので、形式を 重んじる教えと受け取られがちですが、 形を整えるということは、とりも なおさず心の内容を形あるものに 表現し、心と形が相即(そうそく)...
継続は力なり 第 35 号
水は形がなく、どこへも滲み通っていく性質を 持っているので、よく私たちの活動にたとえ られ、たった一滴の水でもそれが集まれば 水流となり、使い方次第では電力源に なったり、家や橋を押し流す洪水 となるプラス、マイナスの効用があります。 『遺教経(ゆいきようぎよう)』にも「小水常に 流るるときは、すなわち、よく石を穿(うが)つ がごとし」とあるように、たえず流れている と、...