本の扉をひらけば自分の知らない世界が無限大に広がっている 第 2,888 号

『ちいちゃんのかげおくり』『白いぼうし』
など教科書に掲載される作品で知られる
児童文学作家のあまんきみこさん。

発売から60年が経つ大人気絵本
『ぐりとぐら』、童話『いやいやえん』
などの作品を通じて多くの子供たちの心に
灯をともしてきた同じく児童文学作家の
中川李枝子さん。

ただいま発行中の『致知』10月号では、
数多の物語を紡ぎ出してきたお二人に
約90年の来し方を振り返り、
人生で邂逅を果たしてきた本や人について、
またそれぞれの作品に込めた
思いなどについて語り合っていただきました。

その一部をご紹介いたします。

………………………………………………

【あまん】

私の場合は読書というより、
病弱でいつも布団から窓の外の広い空を
眺めて過ごしているような幼少期を
過ごしているので、
誰かに読み聞かせしてもらって、
耳から聴いた物語のほうが多いかもしれない。

一九三一年、旧満州生まれで、
当時としては珍しい一人っ子でした。

両親に祖父母、二人の叔母と
六人の大人たちに囲まれて育ったため、それ
ぞれから様々なお話を聞かせてもらいました。

宮沢賢治の『風の又三郎』の
「どっどど どどうど どどうど どどう」
というあのリズム感のある出だしは
いまも覚えていますし、我が家のぬいぐるみに
『セロ弾きのゴーシュ』に出てくる
登場人物の名前を付けて
一人遊びをしていました。

そうやって一人で想像力を
膨らませていたのでしょうね。


【中川】

私と違って、耳から感性を育まれていたのね。


【あまん】

そう。読書っていうのは子供にとって
“扉”だと思うことがあるの。

私みたいに全然動けないで
病気がちな子は外で皆と遊べないけれど、
本の扉をひらけば自分の知らない世界が
無限大に広がっている。

中には自分とそっくりな登場人物も
いるわけです。
ぼーっとしているとか(笑)。

逆に本を通じてそんな自分の一面に
出逢えることもあって、だから、
子供時代の本というのは
“人生の扉”だったと思います。


【中川】

本は人生の扉になる。
ああ、素敵な話ね。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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