息を吸う時間は息を吐く時間の3分の一以内 第 2,940 号

2023/12/19 (火) 7:40

こんにちは、

岡田宰治です。

前回は「腹圧と姿勢、そして呼吸の整え方」でした。

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12832057101.html

今回は〃「丹田呼吸の実習法」〃です。

呼吸法は数多くの方法があり、

丹田呼吸にもいろんな流派がありますが、

今回は私が現在やっている

丹田呼吸の実習法についてお話しします。

※図入りはこちら

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12832956964.html

・丹田呼吸とは

昔から丹田呼吸を唱える人は多いで、

みなさまはご存じかと思いますが、

丹田は、臍下丹田ともいわれているツボで、

おへその下5~10センチの奥にあります。

丹田呼吸とは、

丹田を意識しながら横隔膜を使った腹式呼吸です。

これは、簡単なようで奥が深い呼吸法でもあります。

なぜなら、丹田はその実態は目に見えないので、

意識の集中や感覚こそが大切であり、

具体的には示しにくいからです。

また、丹田はインド医学7つのチャクラのうち、

第二チャクラに相当します。

チャクラはサンスクリット語で「車輪」「回る」と訳され、代表的なチャクラは正中線上に7つありますが、

エネルギセンターで気が出入りする場所でもあります。

7つのチャクラは、日々の施術においても気の流れ、

滞りや過不足などのチェックポイントとして、

非常に重要な存在で役立っています。

・現時点で「コレ」と思う呼吸法

ここからは、丹田呼吸法について、

わたしの見解にそってお話ししていきます。

呼吸法については、

腹式呼吸、胸式呼吸、胸腹式呼吸など、

いろいろな方法がありますが、

それとは別の観点から丹田呼吸を捉えています。

たとえば、若返り筋メソッドでは、

胸腹式呼吸を採用していますが、

それと併行して丹田呼吸法も重要視しています。

なぜなら、

丹田呼吸法は筋トレそのものでもあること、

そして、コレが上達するほどに、

腹圧コントロールが上手になるので、

呼吸法の使い分けが自在にできるからです。

もう一つ付け加えるなら、

丹田呼吸法は腹圧に関与するすべての筋肉を鍛え、

腹圧を実態として自覚できるようになることです。

丹田呼吸の効果は、

呼吸が整うことはもとより、精神統一、精神安定、

姿勢制御、ダイエットなど様々に波及するので、

極めて利用価値が高い健康法といえるでしょう。

・やり方(椅子に座ってやる方法)

前回お話ししたこととも関連しますが、

丹田呼吸法においては、

垂直方向に腹圧をかけることが重要になります。

その垂直方向に伸びた縦長の腹圧を利用して、

息を吸ったら下方向に腹圧をかけて伸ばし、

息を吐くときには上方向に腹圧をかけて伸ばす、

こういう流れの呼吸となります。

慣れればすべて鼻呼吸でできるのですが、

初めは、鼻から吸って口から吐くのがやりやすいです。

1.まずは、酸素レベルテスト(前々回の内容)で、

鼻をつまんで息を止められる時間(衝動発生までの秒数)

を測定し、その秒数を参考にするのがよいでしょう。

2.呼吸の方法は吐く方に意識を置きますが、

鼻から吸い、口をすぼめてゆっくりと息を吐きます。

(酸素レベルテストの限界以内の秒数で息を吐く)

たとえば、息を衝動なく止められるのが15秒だとしたら、

15秒以内で細く長く口から息を吐いていきます。

息を吸う時間は息を吐く時間の3分の一以内とします。

3.呼吸のリズムが安定したら丹田を意識し、

垂直方向に腹圧コントロールする練習に入ります。

呼吸のリズムが安定したら、

舌で頭を支えるような感じで上アゴ前歯の奥に舌を置き、

軽く力を入れるとお腹に力が入ります。

この時に丹田に力が入ることが必須なので、

指先を立ておへその下が硬くなっているのを確認し、

ゆるまないように圧をかけたまま実施します。

腹圧がかかった状態をキープして、

軽く息を吸い息を口からゆっくりと吐いていきます。

繰り返し安定して息を吐けるペースで行いますが、

息を吐くときのコツは腹圧を上向きにかけて、

腹圧で柱を伸ばすように横隔膜を上に押すことです。

たとえば、お腹の中で膨らんだジェット風船が、

上に上がって横隔膜を押すような感じです。

吸うのは、息を止めている時間を含め、

吐くときの3分の1ぐらいの時間で行います。

息を吸うときのコツは、

吸った息を利用して腹圧を下方向にかけて、

腹圧で柱を伸ばすように骨盤底筋群を押すことです。

たとえば、お腹の中で膨らんだジェット風船が、

下に下がって骨盤底で座面を押すような感じです。

この呼吸を一定時間くりかえし行います。

具体的には、丹田に力が入った状態で、

吐く時間が20秒だとしたら数時間は6秒ぐらいから、

これを5分ぐらいやってみるというのが一つの目安です。

ちなみに私の場合は丹田に力を入れたら、

30~40秒ぐらい腹圧をかけて息を吐き、

吸った直後に下方向に腹圧をかけて、

一回に5分~10分程度行っています。

たとえば、軽く圧がかかったお腹の中で、

膨らんだジェット風船が柱のようになり、

吐くときは上に、吸うときは下にと、

動きながら呼吸している感じです。

このジェット風船が柱のようになる理由は、

大腰筋や腰方形筋が働いているからですが、

これはまた別の機会にお話しします。

以上が、丹田呼吸の実習ですが、

触れられず目に見えないものを、

解説することの難しさを痛感しました。

やはり、リアルの実習が必要なようですね。

次回は、「一年の振り返りと来年の抱負」をお伝えします。

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『10年後の常識!健康のツボ』

第868号 2023年12月19日

発行者 健康水先案内人/岡田宰治

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人類健康化の水先案内人/岡田さいじ

さんのブログより転載許可を得て掲載

  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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