股関節の可動域を拡げ.股関節まわりの筋肉強化を行う 第 2,970 号

こんにちは、

岡田宰治です。

前回は「腹圧呼吸はやってみる価値あり」でした。

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12837512904.html

今回は〃「崩れた姿勢を立て直す手順」〃です。

わたしも昔は勘違いしていたものですが、

姿勢矯正や姿勢改善は短期間で可能、

こう思われている方が多いと思います。

しかし、研究を重ねた結果、

それはただの錯覚だったのです。

実際は姿勢を直すステップがあります。

※図入りはこちら

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12838307397.html

・第一段階 腹圧と呼吸で姿勢を整える

まずは第一段階として、

腹圧を利用して姿勢を整えるステップ必要です。

これがなぜ第一段階かというと、

腹圧を使った腹圧呼吸をすることで、

とりあえず体幹に軸を通すことができるからです。

とりあえずといっている意味は、

このステップでは、

まだ、体幹が常時安定するわけではなく、

呼吸法の実践時だけ姿勢が整うのです。

しかし、これは無意味ではなく、

自分にとって正しい姿勢を記憶できるので、

今後ブレるを防いでくれます。

実践法を解説すると長くなるので、

そのコツだけお話しすると、

息を吐くときに、

体の芯に向けて絞るような腹圧をかけます。

その圧が重要なのは、

上は横隔膜、下は骨盤底筋群に向けて伸び、

縦長の風船のような感じの腹圧になるので、

背骨とともに腹圧による軸が体感できることです。

これが、姿勢改善の第一ステップです。

・第二段階 インナーマッスルの再生

第一段階では、

まだ意識したときだけ姿勢が良くなる、

こんな感じなので次のステップが必要です。

では、何をすればよいのかというと、

体幹インナーマッスル(若返り筋)を鍛えることです。

なぜなら、

姿勢が崩れているということは、

若返り筋が弱っていることでもあるからです。

このような状態の場合は、

骨格を動かして姿勢矯正したり、

姿勢を正してそれを維持しようとしても、

姿勢筋である若返り筋が弱くては解決できないからです。

ここで注意すべきは、

やるべきは一般的な筋トレではなくて、

若返り筋など体幹インナーマッスルの筋トレだということ。

何が違うのかといえば、

一般的な筋トレはアウターマッスルを鍛える方法で、

インナーマッスルを鍛える筋トレではないからです。

体幹インナーマッスルは姿勢筋や呼吸筋であり、

背骨を支えたり呼吸や姿勢を制御する筋肉なので、

動くことが目的のアウターマッスルとは違います。

ですから、

インナーマッスルに特化した筋トレが必要なのです。

体幹インナーマッスルを鍛えるためのコツは、

ゆっくりとバランスを取りながら、

体幹を伸ばす、捻るなど、

地味でじわっと伸ばす運動が必要となります。

そのための方法に若返り筋メソッドがありますが、

ヨガやピラティスにも相通じるものがあります。

ここまでくれば、

実際に筋肉が補強されるので、

姿勢はかなり改善されていきます。

・第三段階 インナーマッスルと股関節の連動筋トレ

ではなぜ、第三段階が必要なのかといえば、

筋力が補強されて姿勢が改善すると、

体の使い方が理にかなったものに変わるので、

アウターマッスルも上手に使えるようになるからです。

また、若返りや老化を遅らせるには、

脚や腕、胸筋や背筋、腹筋や殿筋など、

体を機能的に動かすための筋肉の強化も欠かせません。

そこで必要になってくるのが、

インナーマッスルとアウターマッスルを連動させる、

こういう体の使い方が必要となるからです。

なかでも最優先で行うべきことは、

股関節の可動域を拡げることと、

股関節まわりの筋肉の強化です。

なぜなら、

股関節は360度動くモビリティ関節であり、

インナーマッスルアウターマッスルとわず、

多くの大きな筋肉が関与しているところだからです。

ですから、股関節の可動域拡大と筋力アップにより、

計り知れないほど大きな影響力が得られます。

単に姿勢が良くなるというだけではなく、

内臓の活性化、自律神経の安定、

全身の柔軟性改善やバランス力アップなど、

このトレーニングによる健康化は著しいのです。

股関節のエクササイズのコツは、

若返り筋に力を入れて伸ばしつつ、

股関節に関与する筋肉を伸ばすことです。

ストレッチと違うところは、

インナーマッスルの筋トレと同時に、

アウターマッスルをじわっと伸ばすからです。

姿勢の改善とは、

「一瞬だけ改善したように見せる」ことではなく、

無意識下でも姿勢が整っている体を取り戻すことです

さらに、若かった頃の柔軟性と体力を復元することで、

生涯現役や健康寿命を伸ばすことにも繋がります。

次回は一部重なるところもありますが、

「呼吸法で体幹の筋トレも兼ねる方法」の予定です。

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『10年後の常識!健康のツボ』

第874号 2023年1月30日

発行者 健康水先案内人/岡田宰治

公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7

人類健康化の水先案内人/岡田さいじ

さんのブログより転載許可を得て掲載

  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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