直観的なアプローチは右脳の思考による結果である = 2-2 = 第1,562号

 右脳チャンネルを開きやすくするために役立

つのは、日本の禅の伝統であろう。弓道や

茶道は、心を静めるために準備なるもの

をうやうやしく儀式的に行う。言語

を極端に排除し、思考をも取り

除いた「無」の境地に移行

することに重点が置かれている。

 スポーツ上達の極意は、言語的

自己を封じること。

 「無心に」やっているほど

すべてに気を配っている。

 絶好調のプレーヤーを描写するのに用いる

表現を聞いてみよう。「彼はわれを忘れ

ている」「夢中でやっている」「無

意識だ」「なにをやっているの

か自分でも気がついていな

い」これらに共通する

要素は、「無心」

といわれているものだ。

 心を超越した直観的な感覚の世界、少なくとも

意識の一部が働かなくなっているように見える。

いろいろなスポーツの選手が同じような表現

を使っており、考え過ぎると最高の技は

望めない、と知っている。

 言語意識を黙らせる別の方法は、自分の呼吸

をわざと意識させ、実際に呼吸数を数えさ

せることである。なじみの歌を口ずさ

むのも、同じ効果がある。

 小さいときからの話しかけは、大事。

 右脳は情報を一挙に処理する。

 右脳の強さは、並列思考にある。

 音楽と言葉は、それぞれ違う脳で聞いている。

 私は、32歳のとき友人に誘われてスキーを

はじめてやった。彼は実演で教えてくれた。

口による説明は全くなく、言葉のない

世界に遊ぶような気持ちを覚えた。

一日で滑れるようになり、一週

間後にはもう上級者コースを滑っていた。

 私はこのとき、ンバーバル(言語によら

ない)な理解の仕方があるのだと強く印

象付けられた。同じようにダンスも

覚えた。目で覚えることに専念

したところ、不思議にうま

くなった。耳で聞いて

覚えこませるという

やり方でないほうが早く上達する。

 日本人は空気で合意し、アメリカ人は契約で

合意する。日本において、「空気の研究」

「行間を読む」「間で話す」といった

言葉によらないコミュニケーション

が強調される。これは素晴らし

い。日本の強さや安定した

社会の秘密もここにある。

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 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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