伝説的なスナイパーでソ連から「白い死神」と恐れられた 第 2,995 号

世界幸福度ランキング6年連続1位!教育・福祉・

働き方先進国で平和な中立国……であるはず

のフィンランドになぜ、徴兵制があるのか?

 ♥18歳以上の男子に兵役、女性の兵役もOK

 ♣総人口の16%が予備役

 ♠憲法で全ての国民に「国防の義務」を規定

 ♦フィンランドの英雄は日露戦争へ従軍

 ♦第二次世界大戦ではソ連と戦い敗戦国に

 ♥原発推進でロシアのエネルギー依存回避

 ♣世界一進んでいる核廃棄物最終処分場の建設

 日本では報じられないフィンランドのもう一つ

の顔!フィンランドによる、ウクライナに対す

る連帯表明の背景には、フィンランドに広が

る強い危機感がある。

 フィンランドは、ロシアとの間で、1,340キロ

の陸上国境を有している。

 実際に過去に、ソ連による侵略という辛酸を

なめたフィンランドにとって、ウクライナ

への侵略は、決して対岸の火事ではない。

 フィンランドの「はじまり」とは、いったい

どのようなものなのか。フィンランドの神話

的世界が最もよく描かれているのが、『カ

レワラ』である。この民族的叙事詩は、

全50章からなる。

 19世紀のロシア統治下で『カレワラ』が刊行

され、フィンランド人の胸奥に、愛国の熱情

が掻き立てられた。『カレワラ』は元来、

カンテーレという竪琴の伴奏とともに、

まるで平家物語のように語られる。

 世界帝国の侵略からはのがれてきたフィン

ランドだが、有史以来、フィンランドは

2つの勢力から多大なる影響を受け続

けてきた。それは、スウェーデンとロシアである。

 フィンランドは、約600年間のスウェーデン

による支配を経験した。

 マンネルヘイム元帥は、のちに大統領も務めた

フィンランドの英雄であり、現在でも尊敬

を集めている。

 現在に至るまで、フィンランドにおける元帥は、

マンネルヘイムただ一人であり、フィンランド

で元帥(マルスキ)といえば、彼のことを指す。

 1939年、冬戦争を始める前にソ連は、フィン

ランドを1カ月以内に占領する計画を立てて

いた。しかし、短期間でフィンランドを

制圧するというソ連の目論見は、結局

のところ失敗に終わった。

 フィンランド側の抵抗が、ソ連の事前の予想

を上回る強さだったことが、まず挙げられる。

 なかでも、伝説的なスナイパーである、シモ・

ヘイヘ(ハユハ)は、542人を射殺し、ソ連

から「白い死神」と恐れられた。

 他にもフィンランド軍は、「モロトフ・カクテル」

と呼ばれる火炎瓶で、ソ連の戦車部隊に応じた。

 スマホで敗れるも5G時代に復活したノキア。

 フィンランドは、人口が約550万人であり、

日本でいえば北海道と同じ程度の規模で

ある。したがって、内需が小さく、外

需に依存している。

 フィンランド経済を語る上で、ノキアは外せ

ない。

 ノキアの創業は、19世紀にさかのぼる。

製紙会社として出発したノキアを世界

的に有名にしたのは、携帯電話だ。

 しかし、スマホが登場するとノキアの業績

は悪化した。当時のストゥブ首相は、「ア

イフォンがノキアを殺し、アイパット

が製紙産業を殺した」と述べた。

 だが、ノキアは通信、そして5Gによって復活

を遂げた。2020年には、5G基地局の世界の

シェアで、ファーウエイ、エリクソンにつ

いで、第3位となっている。

村上 政俊 (著)『フィンランドの覚悟』

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 今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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