世界のサイバーセキュリティ市場の5~7%を支配する 第 2,904 号

 うごめく中国、狙われる日本、リアルを侵す

攻防の実態。世界中の情報通信が行きかう

サイバー空間は、今や陸・海・空・宇宙

に次ぐ「第五の戦場」と化した。中国

によるサイバー攻撃をはじめ「情報

の戦争」を克明に描く。

 進化するシギント(通信傍受)と果てなき

情報のドラグネット(地引網)、日進月歩

で開発されるマルウェアやコンピュータ

ウイルス。

 世界中のあらゆる情報通信が行き交う

サイバー空間は、今や陸海空・宇宙に

次ぐ「第5の戦場」と化している。

 スノーデン事件やウィキリークスはもとより、

肥大化する中国のサイバー活動の脅威、諸外

国と日本の対応など、国際情勢を裏で揺さ

ぶる「情報の戦争」の実態をレポートする。

 2013年、イラン革命防衛隊内にあるサイバー

部隊本部の司令官が暗殺された。

 ディーンによれば、イランのサイバー部隊は、

北朝鮮のサイバー部隊やアサド政権を支持

するシリア電子軍、レバノンのシーア派

民兵組織ヒズボラ、イラクのシーア派

グループと協力、ロシアや中国の

民間サイバーセキュリティ専門

家の支援を受けている。

 北朝鮮サイバー部隊の能力は侮れないレベル

だ。韓国のTV局、金融機関のコンピュータ

3万台がサイバー攻撃で使用不能となった

事件(2013年)では北朝鮮の関与が

疑われている。

 中東ではイスラエルのサイバー能力が突出して

いるが、イランも急速に力をつけている

とディーンは分析する。

 イスラエルの人口は、わずか800万人だが、

世界のサイバーセキュリティ市場の

5~7%を支配する。

 三位一体型の「サイバー収奪・攻撃・防衛」能力

を向上させるイスラエルは、「防衛」分野だけを

切り離して輸出し経常収支を黒字に転換、国力

の増強につなげるしたたかな戦略を描く。

木村正人『サイバー戦・最新報告、

         見えない世界戦争』

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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