どのような歴史的な背景の上に立っているのかを徹底的に学ぶ 第 2,817 号

 日本企業がこれから世界を相手に稼ぐために、

現場で求められる力とは?ビジネスに役立ち、

すぐ実践できる行動や考え方、学びのポ

イントを33のステップに分けて全公開。

 世界中で激化する「タレント・ウォー」に

勝ち抜く最前線のノウハウを教える。アメ

リカや欧州の人たちが得意なのは「コン

セプト」づくりである。

 グローバル・マーケットで彼らと競争したい

というのであれば、私たち日本人がメディア

を通じて信じ込まされている、欧米に有利

な「コンセプト」の数々から目を覚ます

必要がある。

 グローバルな現場で最大の収益を上げていく

ために何よりも必要なのは、グローバル・マ

クロ(国際的な資金循環)の中で「風」を

感じ取る能力である。

 しかし、これは何も留学をしたりしなくても、

ネットにつながれたPCが一台あれば、日本

にいたままでも鍛えることができる能力である。

 「グローバル」とは実のところ、単なる

「コンセプト」なのだ。「正しいもの」

「あるべき姿」などではなく、単に

誰かが(欧米が)自分たちに都合

の良いように創り出した「コン

セプト」に過ぎない。

 アメリカや欧州のことを理解するときの

イロハのイ。それは「キリスト教」である。

 グローバル人財になるためにまず意識

すべきなのは外国人である相手方が置

かれている「文脈」を知ること。そ

のためのスキルの習得に精進すべし。

 「聞き上手」になれる英会話。「聞く」とは

あくまでも比喩的な言い方であって、正確

には、相手のことを知る、ということ。

 外国企業や一国単位のエマージング・マー

ケットについてそれがどのような歴史的

な背景の上に立っているのかをまずは

徹底的に学ぶ。これは必ずしも英語

や外国語の文献を用いなくても、

日本語でも学ぶことができる。

 グローバル人財になるためには、言葉よりも

何よりも先に、まずは「相手について徹底的

に知りたい」と心を決めることが大切だ。

 日本の地方でどこかに工場を造ろうとした

ら、まず見るべき指標の一つは、「高校

進学率」だ。「大学進学率」ではない。

 その秘密は、結局、地方で働いて、その経済

を支えてくれているのは誰なのかという点だ。

 地方で現場を見に行くとわかるかが、そこで

働いているのは必ずしも大学を卒業したひと

ではない。むしろ地場の専門学校や高校を

卒業してすぐに入ってきた人たちだ。

 そのため、「優秀な高校卒業者や専門学校

卒業者」は、地方の産業界では取り合い

だというわけだ。

原田武夫 (著)『ニッポンのグローバル

             人財教本』

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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