感謝の気持ちを人に返していくことによって.感謝の心は完成する 第 462号

 著者は阿蘇外輪山中で自作農業に勤しむ傍ら、

満願寺窯で自然灰釉の器を創作する陶芸家。

 40日を超える完全断食を二度体験するなかで、

宇宙の叡智に触れ、魂の存在意義、生き方

の法則を解悟する。

 本書はそんな隠者のような著者が明らかにした

人生繁栄の法則であり、生き方のルールである。

 平易な言葉で綴られた法則や、それにまつわる

エピソードなどの数々は、人は何のために生き

るのか、人はどう生きればいいのか、という

人生の根幹の問題について読者に深い

気づきを与えるに違いない。

 商売繁盛を望む人はどうすればいいのか。

 職場の人間関係で悩む人はどうすればいいのか。

 そんな日常のテーマについても、具体的で

示唆に富んだ内容の一冊。

 全国で経営塾を開催し、熱烈な支持を

得ている北川八郎氏。

 本書は2003年の刊行から現在もなお版を重ね続けて

いるロングセラーで、北川氏の代表的著作

『繁栄の法則』の第2弾。

 座右の書としておられる経営者や商店主の方も多い

『繁栄の法則』には、どのようなことが

書かれてあるのでしょうか?

────────[今週の一冊]───

「感謝は返謝をしてこそ完成する」

 『繁栄の法則』(北川八郎・著)より

───────────────────

 あらゆる場面で大切なことは、平凡ですが

感謝ということです。

 この感謝の気持ちの大切さは、裕福な時は

なかなかわからないものです。

 むしろその気持ちそのものが通じない。

 例えば絹の布団で寝たり、羽毛の布団で寝たり、

暖房の効いている部屋で寝ていると、外の

寒さがわらないのと同じです。

 子供たちが裕福な環境で育ち、次から次へと

チャンスと物を与え続けられていると周囲に

感謝する大切さがわからなくなるんです。

 わからないまま大きくなるんです。

     (略)

 感謝にはもう一つ大切な意味があります。

 それは、ありがたいと思うだけではなくて、

その気持ちを今度は人に返していくことに

よって、感謝の心は完成するものなのです。

 だから「ありがたい、ありがたい。ああ、

ありがたい」と言って、いつも人から

もらってばかりではだめです。

 感謝し、本当にありがたいと思ったらその感謝の

気持ちを、何らかの形で社会に還元する

ことが大切です。

 同じ人に返さなくてもいいけれども、世間に

必ず返すということです。

「感謝は返謝をしてこそ完成する」のです。

 返謝のない感謝は、ただもらう

だけの人生になる。

 いつももらうことを目指してしまう。

 そしてもらえないと目じりがつり上がる人に

なってしまう。

 いつも人に良きものを与えてごらんなさい、

物でなくて気持ちでも何でもいいから

与えてごらんなさい。

目次
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 繁栄の法則
「肯定」で生きる
 小さなものこそ大事にする
 与えることと感謝すること
 マイナスではなくプラスのイメージで
「拡大よりも充実を」「信を選ぶ」
「自己犠牲」と「返謝」

 迷いの森から抜け出すために
 「順調な時にこそ徳のレンガを積め」
 祈りを込めて生きる
 胆力を身に付ける

 10パーセントを与える商い
 与える商いが繁栄の素
 執着を薄くする

 40からは与える人生
 目先の利に縛られるな
 信と利他
「戸が笑う」……ほか

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経営者、商店主必読の書

 『繁栄の法則』

  北川八郎・著 定価=1,300円+税

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  今回も最後までお読みくださり、ありがとう

             ございました。 感謝!

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