お客様のことはすごく見ていました.その姿勢には随分感化された 第 603 号

 世界的なスポーツ用品ブランドを率いる

アシックス社長CEOの尾山基さんが語る、

創業者・鬼塚喜八郎氏の素顔とは。

───────「今日の注目の人」───

☆ アシックス創業者・鬼塚喜八郎の素顔 ☆

尾山 基(アシックス社長CEO)
   ×
山本 良一(J.フロントリテイリング社長)

───────────────────

【尾山】
 私が影響を受けたのは、やっぱり創業者の

鬼塚喜八郎ですね。

 あの人がすごいのは、とにかく徹底して

お客様を見ていたことです。

 創業当初は問屋さんにも小売屋さんにも

相手にされなくて、自分で直接競技会場

を営業して回っていたんですけど、そ

うした苦労を重ねてきた経験から、

問屋さんや小売屋さんの先に

いらっしゃるお客様のこと

は、すごく見ていました

 私もその姿勢には随分感化されましたね。

 それから印象に残っているのは、1992年

のバルセロナ五輪の時のことです。

 鬼塚は、当時IOC会長だったサマランチ

さんと開発途上国へのスポーツ用具寄贈

などで協力関係を築いてきたんですが、

二人が面会する際に、私が急遽

通訳を務めることになりましてね。

 サマランチさんのお話を訳したら、「彼は

絶対にそんなことを言うわけがない」

と言うんです。

 鬼塚の頭の中には、サマランチさんの過去の

発言が全部入っていて、彼はそんな発想は

しないはずだと。

 あれはすごかったですね。

【山本】
 鬼塚さんは、リーダーとしての尾山さんを

どのようにご覧になっていたのでしょうね。

【尾山】
 鬼塚に息子がいなかったので、周囲からは私が

後継者と見られていましたが、鬼塚はそういう

ところは非常に厳しく見ていましたね。

 最初に役員になる機会が巡ってきた時も

鬼塚の反対で見送られましたし…

※尾山さんが語る組織を繁栄へと

導くリーダーの条件とは?

 続きは本誌でどうぞ!

 『致知』2017年4月号

          特集「繁栄の法則」P60 

今回も最後までお読みくださり、ありがとう

             ございました。感謝!

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