「 想像・好奇心 」一覧
ビジネスの本質は極めて人間くさいもの 第 2,876 号
凄腕の経営コンサルタント計介。彼は、学生 時代に父親の工場が倒産、しかし、手を差し 伸べてくれる者は誰もおらず、一家離散 となった体験から、人を信じる心を 失ってしまっていた。しかし、あ る女性に小さな会社の再建を 依頼されてから、何かが変わり始める…。 ドラマチックなストーリーを追っているうちに、 いつのまにか損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、 キャッシュフロー計...
見習い.付き人は相手が何を求めているか察知能力が問われる 第 2,874 号
落語界の舞台裏からみえてくる悲喜こもごも の人間模様。立川流直伝人たらしの極意。 落語の世界を知れば人間がみえてくる。 ドジでマヌケな話ほど、面白い。 落語は、問題を処理、解決するためのアイ デア、工夫なども提供してくれる。 落語の誕生には、仏教の影響も大きい。 仏教には「節談説教」というものがある。 浪花節の原型。 仏の教えを物語のように語る。ここから...
ロシアは天然資源に依存する異形の経済である = 2-2 = 第 2,872 号
今回、ロシアの情報機関は、ロシアのエリート層 のいい加減な国際情勢認識に合わせたような レポートを、上に上げ続けていたと思われる。 補給。おおげさなことを言えば、戦争は補給で 決まる。兵隊は飲み食いしなければ動けない。 弾薬がなければ戦闘ができない。 守るほうも、食糧が切れたら降参するしかない。 これをすべて担っているのは、補給・ロジス ティクだ。 補給とは、現場の...
直観的.本能的に体が動くようになるということ 第 2,867 号
南海、ヤクルト、阪神、楽天の4球団の監督を 務めること通算24年。名将として、多くの選手 やコーチを育成した野村克也さん(享年84)。 生前、月刊『致知』のインタビューで多くの 金言を残しています。その中から、ビジネス パースンにも役立ちそうな15点を厳選し 再録しました。 ───────────────── ●視点を変える やっぱり人間、視点です。視点を変えると...
人間はもともとダメだということを酒が教えてくれるのだ 第 2,864 号
「上品とは、欲望に対してスローモーな奴」。 落語界のレジェンド・立川談志が逝ってはや 10年。その活躍は多岐にわたり、多くの 著作や音源で金言・名言、芸論等を遺 してきた。没後10年の節目に、高座 などでは分からない「普段の師匠 をもっと知って欲しい」――前 座生活16年半。弟子の中で一番長く 談志のそばにいた著者だからこそ知る、 唯一無二、笑いはもちろん、ホロリ とさせるエ...
中国の超限戦が静かに進行していることを認識する 第 2,863 号
世界覇権を目指す中国が目には見えない戦争、 日本侵略への地歩を確実に進めているーー。 政府、民間企業、大学、研究機関など、 様々な領域に入り込み、巧妙な手段で 日本の軍民両用技術を盗み取っている 中国の驚くべき超限戦の実態を、経済安全保障 アナリスト・平井宏治さんに語っていただきました。 ★平井氏の論考の詳細はこちら ───────────────── (平井) ...
英国とフランスは非公式で大量の鉱物を支配していた 第 2,859 号
経済制裁は、国際平和を乱した国への懲罰メカ ニズムとして、近年、多用されてきた。この 経済制裁は、第一次世界大戦後の国際秩序 を構築する中で誕生したものだ。当時、 経済制裁は「経済兵器」とも呼ばれ ていた。というのも、大戦で敗者 となったドイツ帝国やオースト リア=ハンガリー帝国、中東 などで経済制裁が多くの餓死者を もたらした生々しい記憶を伴っ ていたからだ。 本書...
巨大な日本政府という巨艦を自らの意思で走らせる時代 第 2,857 号
本書は、初代国家安全保障局長谷内正太郎氏(元 外交次官)の懐刀として創設時から国家安全保障 局次長を務めた兼原氏が、日本の安全保障の すべてを解説するもの。国際関係の現状 認識から説き起こし、日本の安全保障 政策体制の発展過程、官邸の機能、 経済・技術安全保障の課題、日米 同盟、歴史戦、インテリジェン ス、韓国との付き合い方、 領土問題の正しいとらえ方までを解説。 日本...
新しいことに挑戦し進歩する時には.旧来のものを捨てる 第 2,856 号
現在、日本は大きな危機に直面しています。 30余年前、世界の株式時価総額の トップ5はすべて日本企業が占めていましたが、 いまやトップ50にすら1社も入っていません。 既に世界の三流国へと凋落してしまったと、 數土文夫さんと月尾嘉男さんは警鐘を鳴らします。 問題の原因は何か、いかにして打開するか、 大所高所から論じ合う日本の未来――。 ★最新号には、數土文夫さん...
イギリスのなかにある「誇り高き国」スコットランド 第 2,855 号
イングランド、ウェールズ、北アイルランドと ともに「イギリス」を構成するスコットランド。 一七〇七年の合同法でイングランドと統合し グレートブリテン王国となったが、近年の イギリスのEU離脱に際して独立を模索 するなど、今も独自のナショナル・ アイデンティティを保つ。 ケルト文化、ヒュームやアダム・スミスに 代表される啓蒙思想、「地酒」ウイスキー、 ゴルフやフットボールな...