世の為人の為に尽くす生き方が人間として大事なのではないか 第 1,819 号

稀代の名経営者・稲盛和夫さん。

その稲盛さんに「人は何のために生きるのか」

を学びます。

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(稲盛)
我々人間は大変素晴らしい知恵を神から授かって
います。素晴らしい頭脳を駆使して近代科学を
発展させ、素晴らしい文明社会をつくって

まいりました。

知恵によってあらゆる生物の頂点に位し、
地球上にあるあらゆる生物を食べて生き永
らえ、繁栄を図ってきました。

見方を変えますと、一般の動植物は自分の命を
差し出して他の生き物を助けてあげていますが、
我々人間は、植物でも動物でもすべてのものを
殺して生き永らえて繁栄を続けているのです。

そうやって生物の頂点に位し、それぞれの人生
を生きているのが我々人類の姿であります。

そう考えると、私にはこういう思いが湧いて
くるのです。人間は素晴らしい知恵を持つと
同時に、素晴らしい理性とか良心というものを
持っているではないか。

ならば、すべての命を収奪して生きるだけでは
なく、理性とか良心の領域を使って、他のもの
たちに対して何か施しをすることも考える必要

があるのではないだろうか。

せっかくこの世に生を受けたのですから、
命のある限り自分だけが生きるというのでは
なくて、我々人間も世のため人のために少し
でも尽くして生きるべきではないのか。

わずかでもいいから、世のため
人のために尽くす生き方が人間として
大変大事なのではないか。

そこに、この人生を生きていく意義がある
のではないかと思うのです。

つまり、私たちは何のために生きるのかといえ
ば、その第一の目的は、世のため人のために
ささやかでもいいから尽くすことであると
私は思っているのです。

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 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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