プラスになるんだって百%信じて行動する 第 2,877 号

日本中に歓喜の渦を巻き起こし、
勇気と感動を与えてくれました。

チームを率いた名将・栗山英樹監督が
予てお会いしたかったという横田南嶺氏と共に、
悲願達成までの舞台裏を振り返りつつ、
その最大の勝因、今大会を通して得た学び、
さらにはいかなる出逢いによって自己を磨いて
きたか、指導者としての哲学を縦横に語り合って
いただきました。


野球と禅――異色の組み合わせながら、
そこに通底する人間学談義に興味は尽きません。

本日はその一部をご紹介いたします。


………………………………………………
 大谷翔平投手×トラウト選手
  決勝戦・直接対決の舞台裏
………………………………………………

【横田】

決勝戦の最後がトラウト選手との直接対決。
あの場面をご覧になっている時の監督は、
これで抑えてくれると微塵も疑いがなかった
わけですか?

【栗山】

監督の仕事っていうのは、
最悪の状況でも負けないようにすることです。
三対二と一点リードで迎えた九回表、
翔平をマウンドに上げた時、
野手も二人交代して守備固めに入りました。

「もし同点にされていたらどうしたんですか」
って、後で周りからも言われたんですけど、
僕があそこでほんの一ミリでも同点になるとか
負ける可能性を頭に描くと、
その通りになってしまうと思ったんですよ。

翔平の覚悟も感じていたので、
あの采配は絶対にこのイニングで
終わらせるというメッセージでもありました。


【横田】

両者ともメジャーリーグを代表する選手ですから、
おそらく技術の差はほとんどないと思うんです。

でも、監督もお読みになっている『孟子』に、
「浩然の気」という言葉が出てきますね。

これは大河が滔々と流れていくような、
この上なく強く大きく真っ直ぐな気のこと。

大谷選手の浩然の気が相手バッターを
圧倒していったんじゃないかと感じました。

それから、準決勝のメキシコ戦で
九回裏に劇的な逆転勝利を呼んだのも、
先頭で彼がヒットを打ち、
ヘルメットを投げ捨てて全力疾走し、二塁
まで到達してベンチに向かって叫びましたよね。

あれで気の流れが変わって、
こちらに引き寄せたと思うんです。


【栗山】

普通の選手はああいう追い込まれた状況に直面
すると、プラスとマイナスのイメージが
どちらも頭の中に浮かぶはずです。

ただ、翔平の場合、「もしダメだったら」
というマイナス思考が浮かんでいるようには
見えない。プラスになるんだって百%信じて
行動する。


ちょっと無理かなと思うようなことを僕らが
要求すると、彼はすごく嬉しそうな顔をして
やってくれます。
要するに、自分ができないと思われることに
チャレンジすると、達成できてもできなくても
自分のレベルが引き上がる、能力が高まると
いうことを知っているんじゃないでしょうか。

【横田】

決してマイナスには捉えないわけですね。

【栗山】

はい。「ええ?」って否定的な態度を取ることは
全くありません。「面白そうですね。行っちゃい
ますか!」みたいな雰囲気をいつも出しています。



※本記事では、全13ページ分にもわたり、
 以下のような内容について、熱く語り合って
   いただきました。

・歴代最強ドリームチーム誕生の舞台裏

・侍ジャパンが勝ち切った要因

・いかに野球の神様に応援してもらえるか

・人間学の書物に傾倒していった機縁

・リーダーとして大切な心懸けと自戒

・一流と二流の差 令和の時代の育成法



【白熱対談の様子はこちら】
https://www.chichi.co.jp/info/chichi/pickup_article/2023/202310_kuriyama_yokota/

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 今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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