涙と笑いがぎっしり詰まった波瀾万丈の歩み 第 2,409 号

 途上国発ブランド「マザーハウス」の創業者兼

デザイナーの軌跡を綴ったノンフィクション。

等身大で飾らない著者の言葉に、読者から

「人生を見つめ直した」「夢へ一歩踏み

出した」などの声が寄せられた、心に

響く一冊です。

 一歩踏み出す勇気がここにある ! イジメ、

非行……居場所がなかった青春。強くな

りたいと入部したのは「男子柔道部」。

 そして偏差値40から3ヵ月で一流大学合格。

大学を卒業し、本当の現場を見たいと渡っ

たアジア最貧国バングラデシュ。腐敗に

まみれた国で見つけた眠る素材、出会

う人々。やがてバッグ造りで起業を

決意。

 数々の失敗、挫折、裏切りに遭いながらも

歩みを続け、途上国発ブランド マザーハウ

スを軌道に乗せて各マスコミで最注目の

女性の、明日へ向かう力に溢れたノン

フィクション!「途上国発のブランドを創る」

 こんな突拍子もないアイデアを実現させる

べく奮闘中の女性社長・山口絵理子さんの

自伝エッセイです。

 ここまでの彼女の歩みは、まさにジェット

コースターのように波瀾万丈。涙と笑いが

ぎっしり詰まっています。何度号泣する

ような絶望的な事態になっても、つね

に前を向く生き方は、いまや多くの

学生や若い社会人に感動を与えています。

 小学校時代は陰湿なイジメにあい、校門を

くぐれないような子供。その反動から中学

で非行に走ります。しかしそこにも居場

所がなく、偶然出会った柔道に打ち込

みます。どうせなら強くなりたいと、

進学した先は「男子」柔道部が

強かった工業高校。

 何度も監督に直訴して入部し、地獄のような

特訓を重ね、3年生のときに全日本女子柔道

ジュニアオリンピックカップ-48kg以下級

で7位に入賞します。

 そこからまた一転、まだ自分にはできることが

あるはずだと思った彼女は、ほとんどの生徒が

就職する偏差値40の工業高校に在籍していた

にもかかわらず、3ヵ月の猛勉強で慶應義塾

大学総合政策学部に合格します。竹中平蔵

ゼミで開発学という学問に出会い、発展

途上国の経済成長理論を学び、途上国

援助に目覚めます。

 しかし、大学のインターン時代に夢かなって

働くことになったワシントンの国際機関で、

途上国援助と言いつつ誰一人途上国に

行きたがらない現実に大きな矛盾を

感じ、いても立ってもいられなか

った彼女は、「アジア」「最貧国」で検索

して出てきた「バングラデシュ」に渡ります。

 そこで彼女を待ち受けていたものは、開発学

の教科書には載っていない、すさまじい腐敗

と格差。そこで待ち受ける超過酷な現実を

次々と乗り越え、途上国発ブランド「マザーハウス」

を創業。勇気と感動の物語が心を揺さぶります。

山口絵理子  裸でも生きる∼25歳女性

          起業家の号泣戦記∼

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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