ダイヤの取引きは.ほかの商業ルールが通用しない謎の世界 第 2,296 号

 ヨーロッパの産業を掌中におさめ、莫大な富に

よって城を構えたロスチャイルド一族。しかし

第2次世界大戦は“赤い楯”を文字通り血に染

めあげた。ファシズム、反ユダヤ主義など

の言葉では解けない“仕組まれた戦争”の

。そして大敗北を喫した一族がいか

に蘇ったか。息詰まる歴史の裏の

真相。巻末に一目でわかるロス

チャイルド家全家系図とINDEXの折込つき。

 アメリカの石油王ロックフェラー、ドイツの

鉄鋼王クルップ、フランスの実業家ラフィッ

ト、ドレッセル、銀行家ペリエ、イギリス

の保険王ロイズ、オーストリアの金融王

シナなど、百人の両手の指を折るほど

ライバルがロスチャイルド家の前に立ち現われた

 ロスチャイルド財閥が資金を蓄えることができた

大財源のなかでも、特に南アの貴金属と、インド

~香港を中心に交易したアヘンと、アメリカ

中西部の穀物は、金の卵を生む三羽の

ガチョウと言ってよかった。

 この総元締めとして動いたのは、南アで帝王

セシル・ローズを動かしたソールズベリー

首相一族。アメリカではそのカーゾン

卿の義父にあたる世界一の小麦

オーナーとなったリーター一族であった。

 バルザックの遺邸がロスチャイルド家の手に

渡ったのは、鉄道事業の借金のためであろう。

しかし実際に鉄道王ジェームズがわずかひ

とりで、資本の大半を負担して設立した

北部鉄道が呑み込んだのは、バルザッ

クの遺産だけでなく、ヨーロッパ

の全財産だったのである。

 「北部鉄道会社」という名は、鉄道会社を示して

いるのではなかった。二十世紀にあっては、鉄鋼、

機械、石炭、金属、石油、建設、海運、電機、

観光、食品まで、フランスの全産業に大手

として君臨する企業グループの司令塔と

して、ロスチャイルド銀行と共にフル

運転を続ける怪物となっている。

 北部会社の傘下にあった北部信用、北部鉄鋼、

北部電灯、北部投資‥‥‥このマンモス・

グループの実態は、なぜか充分に追跡

されたことがない。

追跡した者は消えてゆくからだ。

 何よりも、世界最大の鉱山カルテル「リオ・

チント・ジンク」と「パリ・ロスチャイルド

銀行」を所有するのが、北部会社である。

 途方もなくふくれあがったジェームズ・ロス

チャイルドの莫大な遺産は、ある不思議な方

法によって、隠された。その場所は、アフ

リカから中東のイスラエルにかけて、

砂漠の下に眠り、南アで金塊に姿を変え、誰

にも所在をつかむことができなかった。

 ダイヤの取引きは、ほかの商業ルールが通用

しない謎の世界である。その光景を見れば、

にわかには信じられない取引きがおこなわれる。

 イスラエルの三大ダイヤ業者と呼ばれるのが、

シュニッツァー、トビアス、パズで、彼らに

ついてはほとんど一般的な資料がない。

 わが国に流入しているダイヤは、ほぼ全量が

南アで採掘されたもので、このうちまた大部

分がイスラエルで加工され、「デビアス」

の販売網がこれを扱っている。

 デビアスが生産し、デビアスが動かし、

デビアスが収益を帳簿に記し、デビアス

が肥える。この原則だけは不文律である。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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