勝つか死ぬかの気持ちで物事に当たる 第 803 号

 明るい店内と驚きの価格で喫茶店のイメージ

を激変させ、日本最大のコーヒーチェーン

となった「ドトールコーヒー」。

 16歳で飛び込んだ喫茶業界で、度重なる

危機を克服しながら、夢を叶えてきた

創業者・鳥羽博道の“150円コーヒー

に賭けた人生”とは。

 若者やビジネス人に元気と勇気を

与える起業物語。

 松下幸之助さんの言葉を引用しながら、

こう話すことにしている。

 「成功にはコツがある。それは成功する

までやめないことだ」

 1962年、小さなコーヒー焙煎業

の会社をつくった。

 8畳一間からここまで成長したことになる

が、もちろん順風満帆にきたわけではない。

 何度も危機にさらされた。

 最初は会社の信用もない。

 営業活動で喫茶店を訪問しても門前払いは

当たり前で、商売の邪魔だと怒鳴られ

たこともあった。

 「倒産」の二文字が頭をよぎる日々だった。

 だが、あるとき気が付いた。

 「倒産する、倒産すると思っているから、

心が萎縮する。

 心が萎縮するから思い切って働けない。

 明日倒産してもいい。

 今日一日を必死にやろう」と。

 それからは開き直り、毎日朝から

晩まで身体の続く限り働いた。

 コーヒー豆と一緒に、ひたすら自分の

人間性と商売に対する真剣さを

売り込みつづけた。

 すると、ドトールの豆を扱ってくれる

得意先が徐々に増えたいった。

 夜中に、いつも「倒産」という二文字

が、再び頭をよぎる。

 こんな日々を送るうちに、死んで一年たて

ば保険金が下りることがわかった。

 「いよいよとなれば自殺して保険金で清算

すればいい」そう考えたら気が楽になった。

 死を覚悟すれば、人間は強い。

 猛烈なエネルギーが湧いてきた。

 試行錯誤の末、青山店を軌道に乗せた

ころには業績も回復。

 「勝つか死ぬかの気持ちで物事に当たる」

 これは私の事業経営の基本となっている。

 「一杯のコーヒーを通じて、人々に安らぎ

と活力を与えるのが喫茶業の使命だ」

という思いに至る。

 ブラジルという、コーヒーの本場で学んだ

ことは真綿に水がしみ込むように私の身体

の中にしみ込み、何ものにも替えがたい

財産となって今も生きている。

 私自身は日本を動かすような特別

な人間ではない。

 学歴は高校中退である。

 もともと内向的な性格で、若いころ

は赤面対人恐怖症だった。

 学歴コンプレックスがあったので、

多くの書物をむさぼるように読み、

経営の問題解決を行ってきた。

 鳥羽博通

  『ドトールコーヒー:勝つか死ぬかの創業記』

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今回も最後までお読みくださり、

                      ありがとうございました。感謝!

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