「 教育・思考・清浄 」一覧
自分自身生き方の強さ・深さ・広さを磨き続ける (2-2) 第 111 号
私達はとかく日常生活の中で便宜上、上下、 左右、前後、東西、南北、表裏、善悪、正 邪(せいじゃ)、美醜(びしゅう)など、常 に正反対の二つの概念を一体にした 相対的二元論を尺度にして物事を 判断しがちなのですが、 これらはいずれも符牒(ふちょう)であって 実体がなく、単なる社会生活上 の約束事にすぎません。 にもかかわらず、その概念にともすれと価値観 を持ち、いず...
自分自身生き方の強さ・深さ・広さを磨き続ける (2-1) 第 110 号
身(み)を蔵(かく)して影(かげ)を露(あらわ)す 自分の身内以外の人に対しては、愛想よく愛嬌 を振りまいていた人が、こと身内に対しては、 人が変わったかのように無愛想でつらくあ たるのは、世間にままある事ですが、 こうした二重人格的な生き方は、 私達が社会的生活を営む以上、 大なり小なり避けられないようです。 もし家庭の内外で、同じような態度や振る舞いが 出来れば...
人生を切り開いていく知恵.ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集 (3-2) 第 108 号
アメリカの財務長官だったロバート・ルー ビンもウォールストリート出身だが、生 き馬の目を抜く証券界にあって、「す べてを失っても、好きなパリのセー ヌ川の川岸で哲学書を読む人生 を送れば良い」と泰然としていた。 小さな儲けにとどめよ。 それを繰り返せ。権力は移りゆくもの。 財産を見せびらかすと身を滅ぼす。 人目には普通の雀と映るのが安全。 安全に...
自分自身に語り掛け.考え.生きる 第 105 号
イギリスの英雄にして、世界的政治家として も有名なウィンストン・チャーチル。 最新号では京都大学名誉教授の中西輝政 先生に不屈の人チャーチルの魅力を 存分に語っていただきました! ────────『今日の注目の人』── ◆ 不屈の人チャーチルに学ぶ ◆ 中西 輝政(京都大学名誉教授) ─────────────────── 「決して屈服してはならない。決して...
人生を切り開いていく知恵.ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集 (3-1) 第 103 号
世の中が好況に躍っている時には、みなと 一緒に浮かれることなく、手を広げすぎ るリスクを避け、慎重に行動する。 これがユダヤ式のリスク管理であり、 また「お金儲け」の鉄則でもある。 物事には何にでもリスクがある とユダヤ人は考える。 その意味でいえば、ユダヤ人に 「想定外」という言葉はない。 悲劇の歴史の中でユダヤ人が、困難を切り 抜け、生き延びてこら...
その言葉は本心 ? 本音なの? (その2) 第 101 号
文豪の山本有三(1887-1974)に『ことば の力』と題する次のような一文があります。 一個のパンをわけあう 分けあって食べるふたりの心 心と心がことばで通う 「ごちそうさま」「いいえ」 「山の上のあの花は なんという花だっけ」 ツリガネソウだ きれいだったな ことばで その花がほかの花と区別され ...
その言葉は本心 ? 本音なの? (その1) 第 100 号
多言(たげん)は一黙(いちもく)に如(し)かず おしゃべりは、私達の気持ちを相手に伝える 便利な手段ですが、ときとしてそれは「意 あまって言葉足らず」という事になる ことがあります。 いろいろ、言いたい事を手を変え品を変え、 表現しようとしても適当な言葉が見出せず、 ゼスチュアたっぷりに言外の言で、相手 を納得させようと努力した挙句「目は 口ほどにものを言い」で、目...
化学物質を体内に摂り入れない工夫が必要(食の怖-いお話) 第 99 号
マクロビオテイックで肉を食べない理由は、 前回お話をしたように飼料の悪さが 1つの原因です。 そして、飼料が悪ければ家畜は病気になり やすいために、病気になる前に薬を 与えておくのです。 今回子ども達が病院に行って思ったのですが、 薬というのは症状がなくても出されて、しか も「出るかもしれないから」という理由 で飲ませようとするのですね。 家畜にも同じことが...
必要な食を考える肉食をするということ 1 第 98 号
先日お会いした方が、ダシのカツオも 食べない完全菜食主義でした。 食べれるお店がなく、お蕎麦屋さんに 入って、持参した醤油とそばつゆで、 お蕎麦を食べていたのですね。 今までにいろんな菜食主義を見てきま したが、その光景は衝撃的でした。 このメルマガの読者の中にもビーガン の方はいらっしゃると思います。 ベジタリアンというと、その種類は いくつにも分か...
人は『鬼の口』に飛び込む思いをしなければならない 第 97 号
一流の男の背景には必ず母親から の影響がある──。 財界の巨人・土光敏夫の背景にもまた、母・ 登美の影響が色濃くあったといいます。 「人間というものは生涯にせめて 一度、 「鬼の口」に飛び込む思いをしなければ ならない」そう語る、強く逞しく生き た日本の母の生き方に注目です。 ────────『今日の注目の人』── ◆ 土光敏夫の母の言葉 ◆ 出町 譲(作...