「 価値観 」一覧
その言葉は本心 ? 本音なの? (その2) 第 101 号
文豪の山本有三(1887-1974)に『ことば の力』と題する次のような一文があります。 一個のパンをわけあう 分けあって食べるふたりの心 心と心がことばで通う 「ごちそうさま」「いいえ」 「山の上のあの花は なんという花だっけ」 ツリガネソウだ きれいだったな ことばで その花がほかの花と区別され ...
その言葉は本心 ? 本音なの? (その1) 第 100 号
多言(たげん)は一黙(いちもく)に如(し)かず おしゃべりは、私達の気持ちを相手に伝える 便利な手段ですが、ときとしてそれは「意 あまって言葉足らず」という事になる ことがあります。 いろいろ、言いたい事を手を変え品を変え、 表現しようとしても適当な言葉が見出せず、 ゼスチュアたっぷりに言外の言で、相手 を納得させようと努力した挙句「目は 口ほどにものを言い」で、目...
化学物質を体内に摂り入れない工夫が必要(食の怖-いお話) 第 99 号
マクロビオテイックで肉を食べない理由は、 前回お話をしたように飼料の悪さが 1つの原因です。 そして、飼料が悪ければ家畜は病気になり やすいために、病気になる前に薬を 与えておくのです。 今回子ども達が病院に行って思ったのですが、 薬というのは症状がなくても出されて、しか も「出るかもしれないから」という理由 で飲ませようとするのですね。 家畜にも同じことが...
必要な食を考える肉食をするということ 1 第 98 号
先日お会いした方が、ダシのカツオも 食べない完全菜食主義でした。 食べれるお店がなく、お蕎麦屋さんに 入って、持参した醤油とそばつゆで、 お蕎麦を食べていたのですね。 今までにいろんな菜食主義を見てきま したが、その光景は衝撃的でした。 このメルマガの読者の中にもビーガン の方はいらっしゃると思います。 ベジタリアンというと、その種類は いくつにも分か...
人は『鬼の口』に飛び込む思いをしなければならない 第 97 号
一流の男の背景には必ず母親から の影響がある──。 財界の巨人・土光敏夫の背景にもまた、母・ 登美の影響が色濃くあったといいます。 「人間というものは生涯にせめて 一度、 「鬼の口」に飛び込む思いをしなければ ならない」そう語る、強く逞しく生き た日本の母の生き方に注目です。 ────────『今日の注目の人』── ◆ 土光敏夫の母の言葉 ◆ 出町 譲(作...
美しく、逞しく生きてほしい継続は力なり 第 95 号
美しく、逞しく生きてほしい── その願いは、時代を超えて女の子を持つ 親に共通の思いですね。 水戸徳川家の流れを汲む松平洋史子さんと 会津藩士の血を引く石川真理子さんとの 対談には、武家の祖母から学んだ女性 が凛として生きる知恵が溢れています! ────────『今日の注目の人』── ◆ 明治生まれの祖母からの教え ◆ 松平 洋史子(葵パール社長) ...
調理器具で現代の生活のマイナス面をカバーする 第 93 号
焼き物に便利な陶板は外径が約28センチなので、 野菜をたっぷりと並べることができるのです。 森修焼のタジン鍋でも悪くはないのですが、焼 き物というよりは蒸し野菜に適しています。 自然の食生活をおすすめしていて気になるのは、 炒め物や揚げ物が多くなっていく現代の食生活 で、金属のフライパンに変わるお鍋が 少ないということです。 そんな金属のフライパンに変わることの...
あなたは.その天与の特権を生かせることができていますか 第 82 号
人間だけに与えられた「願いに生きる」 という特権。 あなたは、その天与の特権を生かせる ことができていますか? ◆ 願いに生きる ◆ ─────────────────── この世に生を受けた誰もが、その人なりの 願いを持って生きている。 自己一身の名利栄達を求める願いもあれば、 一切衆生の悩みを救わんとする大願もある。 人々の抱く願いは千差万別である...
共に喜び合える社会に生きる (その2) 第 81 号
( 前号からの続きです ) しかし、こうした他を無視して肥大化したもの は、巨大になり高度発展をすればするほど、 ちょうど高く積み上げたモザイクや、 高所にかけた梯子を登りきった 人は、土台が揺らぐとひとたまりもなく、 落下するように崩壊を早めます。 そうした危機を乗り切るためには、常に自分を 成り立たせている外部の異質なも...
共に喜び合える社会に生きる (その1) 第 80 号
石一つだけでは高い山が出来ないように、天下の あらゆる事も多くの人の協力があってこそ、 成就(じょうじゅ)するという意味で、 なにか人以上に抜きん出て成功する人も、それを 支える陰の力があってこそ可能なわけで、それを 自分の努力だけで勝ち得たように考え、「お山 の大将我一人」と優越感にひたって人を 見下すのは越権というものです。 「実るほど頭の下がる稲穂かな」という諺が ...