「 生きる 」一覧
本当の幸せとは当たり前のことがいかに素晴らしいかに気づくことです 第 2,512 号
文学博士・鈴木秀子先生が小説や詩、 随筆を通して人間の生き方を紐解かれる 『致知』連載「人生を照らす言葉」は 読者の皆様から大きな反響をいただいています。 最新号では、志賀直哉の短篇『朝顔』を通して、 そこから学ぶことのできる人生の真理を 伝えられています。 その内容の一部をご紹介します。 ─────────────────── 小説の舞台は静岡県の熱海です。「私」(...
腸は脳と同じ原理で絶妙な働きをしている 第 2,509 号
どんよりとした暗い気持ちも、高血圧や肥満・ 糖尿病も、感染症やアレルギーも、認知症や うつも、果ては腎臓病や子宮内膜症まで、 多くの病気が腸内細菌の乱れと密接に 関係することが明らかにされつつあります。 現代人は、高脂肪食、食物繊維不足、抗生物質、 食品添加物、下剤、ストレス、運動不足など の影響で腸内フローラが乱れがちです。 それが、腸内に慢性炎症を引き起こし、大腸...
僕には夢がいっぱいあって時間が足りないんだ 第 2,508 号
体の自由がだんだんと奪われていく 難病・筋ジストロフィーと闘いながら、 歌手として多くの人々に生きる勇気を 与え続ける小澤綾子さん。 人生の歩みを振り返っていただきながら、 心の支えになった出逢い、活動の原点となった エピソードを語っていただきました。 ───────────────── 〈小澤〉 ……堪え続けた違和感の正体が ようやく判明したのは、20歳の頃。 手す...
日本人は日本人のように考え行動してこそ世界で本当の価値を発揮できる 第 2,506 号
数学者として知られる藤原正彦さんは長年、 日本の国語教育のあり方に 警鐘を鳴らし続けてきました。 読書力の低下で、文学や詩歌など 美しい国語に触れない日本人が増え、 同時に人間としての大切な情緒が 失われつつある現状もその一つです。 そうなった背景は何なのか、 失われた日本語をこれからどのように 取り戻していけばいいのか。大局的な視点 から藤原さんにお話しいただきました。 ...
自分の心を示すために言葉と行動があるんだよ = 2-2 = 第 2,505 号
そうすると、真っ暗な押し入れの中に 一時間くらい放り込まれた後、 再び神仏の前に正座させられ、母が 「心はどこにある」 と聞くんです。 僕は 「……うーん……どっか、このへん」 と自分の胸の辺りを指します。 すると母は、ビシッと、 「どこだか分からないから、自分の心を 示すために言葉と行動があるんだよ! 言葉と行動そのものがあんたの心!! ...
自分の心を示すために言葉と行動があるんだよ = 2-1 = 第 2,504 号
さまざまな情報が溢れる時代だからこそ、 子育てをするお母さんたちに、良い言葉を 伝えたい。 母と子の幸せな人生のために、 いつの時代にも変わらない 人間学のエッセンスを届けたい――。 そんな想いから2019年に誕生した 『致知別冊「母」』。 「幼児期に一番大切なのは、子育てのノウハウや 知識の詰め込みではなく子どもが愛情を感じ られることだ、と改めて気づかせて ...
日常というのはいとも簡単に壊れてしまうものなのである 第 2,503 号
解剖学者にして昆虫蒐集家でもある養老孟司氏。 大ベストセラーになった 『バカの壁』の著者としても有名です。 その養老氏が『致知』8月号(最新号)にて いま若者たちに伝えたいメッセージを 投げ掛けられています。 ★『致知』についてはこちらから ─────────────────── (養老) いまの20代の方々に参考になるような 若い頃の体験談を話してほしい、...
自分で物を考える大事さに気づかされたのです 第 2,501 号
月刊『致知』で「風の便り」を連載されている 占部賢志氏は、この度、致知出版社より 『文士 小林秀雄』を上梓されました。 『致知』最新号(8月号)では、 学生時代から半世紀以上にわたって、 研究を続ける小林秀雄への思いを 綴られています。 ここでは小林秀雄が『徒然草』を どのように読んだのかという 占部氏の興味深い考察について紹介します。 ★有名な人、無名な人を問わず、 ...
妹と弟の存在がようやく私を支えてくれたのでした 第 2,499 号
森進一さんの名曲「おふくろさん」。 この歌を歌う時、森さんの心には、 亡き母親の思い出が去来するといいます。 苦労をして子供たちを育てた森さんの母親は ある日突然自ら命を絶ってしまいます。 森さんは、この現実をどのように受け止め 人生を切り開いていったのでしょうか。 ─────────────────── (森) 幸運は思わぬところからやってくるもので、 新人作...
こういう状況で助かった人を見たことがありません 第 2,498 号
「賢者は歴史に学ぶ」といいます。 いまを生きる私たちに貴重な 知恵を授けてくれる歴史。 そこには、母親のお手本となる 素晴らしい女性も数多く登場します。 「博多の歴女」として、 日本の歴史や文化の伝承活動に 取り組む白駒妃登美さんに、 子育てに奮闘する女性に ぜひとも知っていただきたい 歴史エピソードをご紹介いただきました。 ───────────────── ...