顔の化粧ではなく心の化粧を心がける 第 2,795 号

2023/05/31 (水) 7:57

自らの著書や講演活動を通じ、
やさしい言葉で生き方のヒントを説いた
渡辺和子さん。

2002年3月号の『致知』に掲載された
「顔の化粧ではなく、心の化粧を」という
お話をご紹介いたします。

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「顔の化粧ではなく、心の化粧を」

渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長)
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いまの学生たちは、ポーチの中に
お化粧道具をいっぱい持っています。

だから彼女たちには、
お金をかけてエステに通ったり、
整形手術を受ければ綺麗にはなるけれど、
美しくなるためには、面倒なことを
しないとだめなのよ、と言っているのです

自分が座った椅子は
元どおりに入れて立ちましょうね。

落ちている紙屑は拾いましょう。

洗面台で自分が落とした髪の毛は
取って出ましょう。

お礼状はすぐに書きましょう

……というように、
なるべく具体的な行動の形で示しています。

「ああ、面倒くさい、よそう」

と思わないで、

「ああ、面倒くさいと思ったらしましょうね」

と言うと、学生も、
何か変な標語のようだなと思いながらも、
覚えていってくれるみたいです。


「人はある程度の年を取ったら、
 それ以上綺麗にはならないけれど、
 より美しくなることはできます。

 その美しさというのは、
 中から輝いて出るものだから、
 自分と闘わないと得られません。
 お金では買えないのよ」

ということを言うと、

「ああ、シスター、
 顔の化粧ではなくて、
 心の化粧なんですね」

と言ってくれます。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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