自律を育む教育が必要だと思うようになったんです = 2-2 = 第 2,618 号

しかし、賃金が上がらない理由は、国全体の
経済力(購買力)が上がっていない=人口が増え
ていないことが最たるものであり、
かつて世界の時価総額ランキングで、
トップ50社のうち10社以上を
日本企業が占めていた時代は、
人口も順調に伸びていた。
したがって、物をつくれば売れる、
誰かが成功するビジネスモデルがあれば
それを真似することで成功できた時代だったと。

ここからが問題ですが、人口の増加が止まり、
購買力が下がったことで、企業は商品を
安く売らなくてはいけなくなり、当然労働者
の賃金が減って労働環境が悪くなっていく。

だから、日本企業においては「高くものを売る」
力、つまり自分自身で考え、行動し、
付加価値の高い仕事をする能力を
つけなくてはならないのに、教育は依然と
して旧来のままになっているというのです。

工藤校長いわく、
「物を考えなくてよかった時代の教育を、
子どもたちにしてはいけない」。

逆に、ニーズがあるにもかかわらず、
不採算になることなどを理由に
誰も参入したがらないような仕事にも目を向け、
自分たちでアイデアを生み出し、他人と
コラボレーションをしてビジネスに変えていく
ような子どもたちを育てていかなくてはならない――。

「いまの飽食の時代、
(宿題やテスト、塾通いの機会を)与えられ
続けている子どもたちは、
もう自分では学びたいと思わなくなっています。
だから自己決定・自己選択ができる子供たちを
つくらなきゃいけないということだと思います。
僕がやろうとしているのは、おかしくなった
日本の教育を、本質に戻すことなんです」

工藤校長のプレゼンテーションの冒頭のお話
だけで、日本の教育を変え自律した子どもを
育てることは、子どもたちの未来、国の未来に
関わる根本的に大事な問題なのだと
気づかされました。


本誌記事では、工藤校長の教育にかける滾る
ような思い、学校現場で実績を挙げた具体的な
教育改革、”日本の教育が失った一番大切なもの”
について語っていただいています。

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 今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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