独力で考えなかったら投資は成功しない 第1,658号

 成功者には行動原則がある。世界で最も尊敬

される投資家・ウォーレン・バフェット。お

金の増やし方から、仕事術、偉大な企業や

すぐれた経営者の見極め方まで、41の

行動原則から、バフェットの成功の秘密に迫る。

 始めるのが早いほどお金儲けは成功する。

 「当たり前」を徹底してやり続ける強さ。

 世界長者番付トップ10に30年以上も君臨し

続ける大富豪ウォーレン・バフェット。

 彼は、経営する投資会社バークシャー・ハサ

ウェイの株価を、50年で80万%以上も上昇

させた天才投資家として知られています。

 「独力で考える」を培ったバフェットの読む力

 バフェットのこうした「他人を頼らず独力

で考える」力を培ったのは何かというと、

圧倒的な「読む」量にあります。

 バフェットは子ども時代からオマハの図書

館にある「金融」と名の付く本をすべて読

むほどの 「本の虫」でしたが、社会に出

てからもたくさんの資料を読み続けています。

 父親の経営するバフェット・フォークに

勤務していた頃、バフェットは「ムー

ディーズ・マニュアル」の工業版、

運輸版、銀行金融版合わせて

1万ページにおよぶ資料を

「2度読んだ」と言います。

 グレアムの会社で働くようになってからは

読むだけではなく、ムーディーズやスタン

ダード&プアーズに直接足を運んで過去

40年、50年分のファイルを見て、必

要な資料を書き写しています。

 まだインターネットはもちろん、コピー

機さえない時代に、バフェットは必要な

資料を求めてこうした会社や証券取引

委員会に出かけては読み、書き写し、

貴重なデータを入手したのです。

 バフェットのこうした習慣はその後も続き、

オマハというウォール街から遠い場所で毎

日8時から10時間も資料を読んだり、考え

たりすることで、投資先を考え抜いています。

 「独力で考えなかったら投資は成功

しない」がバフェットの考え方です。

 桑原晃弥『バフェットの成功習慣。

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 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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