心の中に「好き」の感情が芽生える前には必ず「没頭」という忘我がある = 2-2 = 第 1,867 号

 中高時代、勉強しなかったので成績が悪かっ

た。しかし、九州を脱出したかったため、

東大を目指した。東大の過去問を何

度も読み返した結果、僕のたど

り着いた結論はこうだった。

 受験英語とは、とにかく英単語を極めること

に尽きる。文法に惑わされてしまうのも、

べて単語の意味を取り違えているからだ。

単語力の強化が、そのまま英語力の

強化に直結する。

 僕の単語力はかなりお粗末だった。そこで英語

教師におすすめの単語帳を教えてもらい、片っ

端から丸暗記することにした。単語帳の隅

から隅まで、すべての文言を丸暗記して

いく。俳優さんが台本を丸ごと暗記

するようなイメージだ。

 努力するのではなく、その作業に「ハマる」

こと。なにもかも忘れるくらいに没頭する

こと。それさえできれば、英単語の

丸暗記だって楽しくなる。

 これは中学時代にコンピュータのシステム

移植の仕事を通じて学んだ結論だ。

 何事も得意だとか苦手だとかいう先入観で

物事を判断せず、目の前の作業にハマ

ってしまえばいいのである。

 実際、単語帳の丸暗記は面白くてたまらない

ゲームとなった。英語については、ほぼこれ

だけの勉強で、高校3年冬のセンター模試

で9割以上の正解率を叩き出した。

 結果的に、僕はどうにか現役で東大合格でき

た。あからさまな劣等生だった僕の合格に、

職員室は大騒ぎになったようだ。

 仮説を立てて、実践し、試行錯誤を繰り返す。

そんな能動的なプロセスの中で、与えられた

仕事は「作り出す仕事」に変わっていく。

 人はなにかに「没頭」することができたとき、

その対象が好きになることができる。

 仕事が嫌いだと思っている人は、ただの経験

不足なのだ。仕事に没頭した経験がない、

そこまでのめり込んだことがない、

それだけの話なのだ。

 どうすれば没頭することができるか。

僕の経験から言えるのは「自分の手

でルールをつくること」である。

 受験英語では、文法なんかは後回しにして

単語帳一冊を丸々暗記していった。もし

これが英語教師から、「この単語帳

を全部暗記しろ」と言われていた

ら、「そんなの意味ないじゃ

ん」と反発していただろう。

 心の中に「好き」の感情が芽生える前には、

必ず「没頭」という忘我がある。無我夢中

の体験だ。没頭さえしてしまえばいつ

の間にか好きになっていく。

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 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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