こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「腹圧と舌圧が首痛を解消させる」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12828435383.html
今回は〃「広背筋はW筋とともに姿勢改善の決め手」〃です。
広背筋は人体で最大の面積がある筋肉であり、
キレイな姿勢を作るのには欠かせない存在です。
※図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12829285522.html
・広背筋について
広背筋は、背中を覆う人体最大の面積がある筋肉で、
上肢（上腕骨）と下肢（骨盤）をつなぐ重要な役割があり、
400種類ある筋肉の中でも特に注目すべき存在です。
今回なぜ、広背筋をテーマにしたかというと、
若返り筋（大腰筋を柱とした深層筋）とともに、
姿勢改善の決めてだからです。
たとえば、背中が丸く感じる人は、
広背筋の収縮力が低下して働きにくくなっています。
巻き肩になっている、胸を張ることができない、
肩甲骨が開いて動きにくい、体幹が捻りにくいなど、
広背筋が伸びて固まっているとこんな症状が見られます。
いままでは、若返り筋を再生すると姿勢がよくなるので、インナーマッスルを優先としてきましたが、
広背筋も劣らず影響力が高いことに気づきました。
また、広背筋を柔軟な筋肉に再生すると、
ハムストリングや僧帽筋が軟らかくなることから、
若返り筋とあわせて伸ばして鍛える必要があります。
・若返り筋との連動
若返り筋メソッドでは、
まずは大腰筋を軸としたインナーマッスルに力を入れて、
周辺の筋肉に力が伝達していくという感じで行います。
これを、「深浅・連動筋トレ」とも呼んでいます。
広背筋は体幹筋でアウターマッスルなのですが、
大腰筋や横隔膜とダイレクトに連動するので重要です。
実際、若返り筋が弱ると姿勢は悪くなりますが、
これは縦方向に姿勢が悪くなるイメージ、
横から見たときに背中が丸くなるような感じです。
猫背はこれを象徴しています。
これに対して広背筋が弱ると、
横方向に背中が丸くなるイメージ、
後ろから見たときに背中が丸くなるような感じです。
巻き肩はこれを象徴しています。
そんな違いはあるもののたいていは、
縦方向も横方向も同時に丸くなっていくので、
若返り筋の再生と広背筋の活性化は欠かせないのです。
・広背筋を活性化させる方法
広背筋を柔軟にする方法ですが、
若返り筋メソッドの原理で、
｢筋肉に目一杯力を入れて伸ばすことで軟らかくなる｣
という図式がなり立つので、
若返り筋メソッドに組み入れることができます。
というか、すでに組み入れられているのですが、
今まではそのことに気づかなかったのです。
図はつるかめ体操の胸郭横伸ばし体操ですが、
これは若返り筋を上に伸ばすとともに、
広背筋を縮めたり伸ばしたりできるエクササイズです。
ポイント筋肉に目一杯力を入れて伸ばすこと。
そして口から細く長く息を吐きながら、
8秒間伸ばし続けること。
これを5回以上くり返し行うことです。
このように、広背筋は若返り筋とともに、
姿勢改善の決め手となる筋肉なので、
しっかりと伸ばして、
まずは活性化させることが大切です。
特に座り仕事が多い方は、
毎日行っていただきたいものです。
次回は、｢口呼吸と鼻呼吸筋、運動による使い分け｣をお伝えします。
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『10年後の常識！健康のツボ』
第864号 2023年11月21日
発行者 健康水先案内人／岡田宰治
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人類健康化の水先案内人／岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!
