人工知能が眼を獲得したことで 一気に発達していく 第 723 号

 いま巷では人工知能が大きな話題と

なっています。

 ディープラーニングという言葉を耳にした

ことがある方もいるでしょうが、これは

従来の人工知能の技術とどのように

違うのでしょうか。

───────「今日の注目の人」───

柳川 範之(東京大学教授)
   ×
松尾 豊(東京大学特任准教授)

───────────────────

【柳川】 
 ディープラーニングは、これまでの人工知能

の技術とはどのような違いがあるのですか。

【松尾】 
 いろいろな説明の仕方があるんですが、

人工知能に「眼が誕生した」という

言い方が分かりやすいですね。

 そこがディープラーニングの本質的な

ところかなとも思います。

 ごく簡単に言えば、ディープラーニング

膨大な量の画像をデータとして入力し、

学習、出力を繰り返していくことで、

人工知能自ら画像を分類し、何が

映っているかを判断できる

ようになったんですね。

(中略)

【柳川】 
 人工知能が眼を獲得したことで

一気に発達していくと。

【松尾】 
 ええ。例えば、いままでの人工知能、ロボ

ットは眼が見えなかったので、このテーブ

ルの上にあるコーヒーカップを認識し、

下げるというような仕事はできなか

ったんです。

 しかし、眼を獲得した人工知能には、そう

した人間の眼がなければ絶対できなかった

仕事もできるようになるんですね。

 そうなれば、人間にしかできなかった農業

や建設、物流、食品加工といった仕事も、

人工知能で機械化、自動化すること

ができるはずなんです。

 それで、人の手がなければできない産業って、

いまほとんどが人手不足で困っていますから、

うまく人工知能を活用すれば日本の経済も

成長していけるんじゃないかなと思うんです。

【柳川】
 ただ、「人工知能が眼を獲得した」というと、

非常に高度なことをやってくれるように思っ

てしまいますが、ある意味、人間が……

 ※人工知能の進歩でこれからどのような

 時代を迎えるのでしょうか。

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