お客様の立場に立って思いやる心 第 2,807 号

名旅館・加賀屋の暖簾を守り続けてきた
小田禎彦さん。

2005年2月号の『致知』に登場された際に
語られたサービスの神髄に迫るお話を
ご紹介します。


………………………………………………………

いまのところ日本でサービスというと、
「お一つサービスしますよ」というように
「無料、タダ」として使われています。

でも、加賀屋のサービスはそうじゃない。

加賀屋では、

「サービスとは、プロとして訓練された
 社員が給料をいただいて、
 お客様のために正確にお役に立って、
 お客様から感激と満足感を引き出すこと」

と定義しています。
 
私はサービスの本質は、
突き詰めれば二つだと考えています。


一つは正確であること。

例えばモーニングコールの時間を頼まれて
いたのに、時間を間違えてしまったとします。

それはサービスの正確さという点においては、
病院が酸素ボンベと炭酸ガスを間違えたり、
肺がん患者と心臓病患者を間違えて
手術室へ入れることと何ら変わりはありません。


サービスで一番大切なのは正確かどうかです。

しかし、正確であればそれでいいのではなく、
やはりホスピタリティー、
お客様の立場に立って思いやる心が
なければなりません。

この二つが揃って
初めていいサービスができるのです。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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