「 戦略・策謀・計略 」一覧
情報を扱う人間は、情報の重圧で道を外れることがある 第 314号
笑顔のウラで熱心に諜報活動をする世界。 相手国が隠しておきたい情報を、手段を 選ばずに徹底的に探り、ときには盗み取る。 敵対する国については言うに及ばず、 ふだんは首脳同士が笑顔で握手を 交わす同盟国や友好国にも、 盗聴や通信の傍受を仕掛ける。 そんな世界の一端を、なんとか示す ことはできないか…… 米国政府激怒 ! 新聞連載時、記事に 対し日本政府に...
人生のありとあらゆる事象から幸せの根拠を見つけ生き抜き.行き去る 第 309 号
戦前は朝日新聞を代表する記者として活躍、その後 政界に転じ、小磯内閣で内閣情報局総裁を務め、戦後 は保守合同を主導したことで知られる緒方竹虎。 2005年に機密解除となった米公文書から、1955年の 自民党結成にあたり、CIAが緒方を通じて対日政治工作 を行っていた実態が明らかになった。 コードネーム=POCAPON。 彼はアメリカのエージェントだったのか。 ...
プロは何事にも圧倒的な準備をしていることに気づく 第 299 号
「時間というのは、誰にとっても命の 断片だ。人はこの世に生まれてから、 誰もが時計の秒針と共に死に向 かって生きている。 そして唯一、時間だけは全人類に 平等に与えられている。 ビル・ゲイツも ウォーレン・バフェットも 孫正義も 君も 私も平等に、1日24時間が 与えられている。」 20代・30代から圧倒的支持を得る 千田琢哉氏、待望...
情報に対する極端な無関心と無知を改善する糸口を作る = 3-3 = 第 298 号
トレンドは最終的に世論が決めますが、 その裏には、大衆の好き嫌いだけで はない、国家戦略論があります。 アメリカはこうすべきだとか、アメリカ はこうあるべきだという、政治 原則があります。 政治原則、戦略論は、まず外交評論、 研究者の本、論文に現れます。 それが次はマスコミの社説論説に影響してくる。 それがまた政治家に影響してくる。 それが政府指導者...
ギブすべきことを極力減らしてテイクだけを求めたら互いの信頼関係を失う 第 289 号
防衛大学で講義した米国の軍事動向、インテリ ジェンスの実体、戦略の方向性、シンクタンクの役割、 そして日米同盟のあり方についてを1冊に まとめた本である。 アメリカの数々の軍事的な報告書や戦略報告書に ついて、ここ数年の移り変わりを丁寧に拾い集めて いて、極めて網羅的な内容になっている。 いかなる同盟も冷厳なギブ・アンド・テイクに よって成り立っている。 日本...
多くの専門的な知見に触れながら.素人感覚を持ち続ける 第 274 号
経世会は、のちに自公政権の礎を築いた "策士″ 野中広務と小渕総理急死の首相臨時代理から "参議院のドン″となる青木幹雄という 「衆参のドン」となる官房長官を輩出する。 現職官房長官・菅義偉の師匠・梶山静六の知ら れざる戦略家のDNAは、菅に受け継がれたのか。 「安倍政権の最大のキーマン」菅義偉内閣官房 長官の次なる一手、此の男の政権戦略が 日本政治を震わす! ...
離れて距離を取るという姿勢を持つことの大切さを知る 第 271 号
健康な身体に新陳代謝が必要なように、生活空間 や日常生活にも新陳代謝は欠かせない。 累計300万部『断捨離』のやましたひでこが ついに書いた!〝これから〟をずっと心地よく 過ごしていくための「暮しの極意」 捨てるとは、「あること」「持つこと」に よって得られる居心地以上に、「ないこと」 「持たないこと」によってもたらされる 居心地のほうが、はるかに大きいと 気付いて...
彼は組織の動かし方や根回しが怖いほどうまい 第 263 号
敗戦、シベリア抑留、賠償ビジネス、防衛庁商戦、 中曽根政権誕生…。元大本営参謀・瀬島龍三の足跡は そのまま、謎に包まれた戦中・戦後の裏面史と重なる。 エリート参謀は、どのように無謀な戦争に突っ走って いったのか。 なぜ戦後によみがえり、政界の「影のキーマン」と なりえたのか。 幅広い関係者への取材により、日本現代史の暗部に 迫ったノンフィクション。 日本推理作家...
人生の真の意義をつかんだ人はどれほど幸福か知れぬ (3-2) 第 258 号
日本のマスコミは、課題が多い。 そこには、イギリスのBBC放送のように、 世界的な視野を持ったニュースキャスターに よる落ち着いた内容や分析は存在しない。 日本の報道は、日本国民のみが見ているの ではなく、世界の人々も見たり読んだり して日本を評価しているのである。 私は、歴史博物館のようなロンドンの街並みを 眺めるたびに、何世紀ものあいだ変わらずに ある、冷厳な...
人生の真の意義をつかんだ人はどれほど幸福か知れぬ (3-1) 第 257 号
マッカーサーは日本の無実を知っていた!― 戦争犯罪人の汚名を着せられながら命と引き替えに 守った日本人の誇り。 戦争は、その国の育んできた歴史を凝縮する。 その国のインテリジェンスの総体であり、 ヒューマニズムの総体でもある。 事実、大東亜戦争を戦った東條、ルーズベルト、 チャーチルは、それぞれの国の最高の 教育を受けて育った。 いいかえれば、東條と向き合うこと...