歴史とは価値である! 文化や伝統を背景にして成立している 第1,445号

2019/06/26 (水) 16:00

 金融や資金調達と訳される「ファイナンス」だが、

株、不動産の投資や、資金移動など横断的に行

えるスキルを持つ著者は、高校時代から

投資を始め、大学を中退後、専門職

になる。バブル崩壊で莫大な借

金を背負うことになり、

社会への返済に差し出

した投資材こそ「自分」。

 仮想通貨バブルと、株式市場乱高下の世界に

あって、闇の世界を生き抜いた錬金哲学

が「真の富」への道を指南する!

 元経済ヤクザとして株式投資、国際金融、石油

などでビジネスをしてきた私だが、引退後も

やはり、国内外を舞台にしたマネーゲー

ムのプレイヤーとしての日々

を送っている。

 海外の投資集団が思い描く日本の価値は、

メディアなどの作った虚像とはだいぶ

違う。世界における日本のナショ

ナルバリューは圧倒的なのだ。

 ナショナルバリューとして見逃してはならない

のが、この国中に張り巡らされた電気・水道・

ガス、高速道路などのインフラだ。

 「夜中に女性が一人で歩ける」「財布を落と

しても現金ごと戻ってくる」などこれほど

高いセキュリティが保たれながら、ほ

とんどすべての労働者が高等教育

を受けていて、ほぼ終日に近

い時間帯で公共交通機関

が稼働している国を私は知らない。

 世界でも稀な「国家の価値」は技術や制度

というよりは、文化や伝統を背景にし

て成立していると言えるだろう。

 歴史とは価値である。

 経済規模ではフランスに比べて圧倒的に小国な

デンマークだが、外交においては非常に尊重

されている。その理由はデンマークが、

世界で2番目に古い王室を持って

いるからである。

 どれほど巨万の富を築いても「歴史」を買う

ことはできない。つまり、「歴史」は価値

なのだ。その歴史がはぐくむものが

「文化や伝統」である。希少性

こそが最も価値を創造する

要素であり、唯一無二

には高いバリューがある。

 現在、世界に王室は27しかない。その中で一番

古い君主こそが日本の天皇である。日本はキン

グではなくエンペラーを持つ唯一の国。

 天皇は古事記と日本書紀を信じれば紀元前660年

から、きちんとした資料によれば6世紀以降

から続く「万世一系」である。

 私は特に特定の思想を持たないプラグマティスト

であるが、プラグマティックに考えれば「天皇」

は国家の価値であり、この歴史が日本の

文化や伝統を生んだのだ。

 ビジネスにおいて利害を関係づける「契約」

には、その国の文化や伝統の在り方が如実

に反映される。海外と取引をすると実

感するのは、日本の契約書の薄さだ。

 海外では疑いを排除する仕組みが契約書に全部

入り、必然的に契約書は分厚いものになる。

日本では信頼関係が最初から存在する

ので、薄い契約書でも契約が成立するのだ。

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 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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