「はじめに」と「おわりに」を読むだけでも時代を把握できる 第1,292号

 さまざまな官公庁から発刊されるデータや白書類

は貴重な資料性に富み、鋭い分析に満ちている。

 本省庁の情報を裏読みし,官僚たちの本音がわかる本。

 政府は情報の宝庫である。政府は行政を進める

ためには正しい情報を必要とする。そのため、

国勢調査をはじめ各種の調査に費用を惜しまない。

 政府刊行物は、政府に都合が悪いことは書いていない

のが普通である。だが、面白いことに、「何が都合

が悪いことなのか」は省によって違うし、

時代によっても変わる。

その省庁があるテーマについて力説するようになった

ら、「これまで長い間書かなかったのはなぜか」

をそれをヒントにして考えることができる。

 友人が官庁にいたらそれを質問するとよい。

たぶん喜んで教えてくれ、あなたを尊敬し、

さらに来年や再来年にはどんな施策を

立案すればよいかについて、相談

をもちかけてくるかもしれない。

 そういう友人ができたら、あなたは会社に帰

ればたいへんな事情通や政策通に思われる。

 そういう意味で、政府刊行物には「読み方」

がある。一冊だけ読んでもダメ。今年だけ

読んでもダメ。ありがたく読んで結論

を鵜呑みにしてはダメ。しかし、

立体的・総合的に読んで

いくとなかなか商売の役にも立つ。

 予測ものは、野球の勝敗を予測する

くらいの気持ちで読む。

 審議会報告には、ビジネスに役立つ貴重な情報が

詰まっている。審議会は「誰が入っているか」

より「誰が入っていないか」を見る。

 政府発行誌のエッセイや対談では、びっくりする

ような本音が読める。偉い人の序文のない刊行

物のほうが、本音が書かれていることが多い。

 白書は官庁のデモンストレーションだと思って読む。

 政府刊行物は、他省庁の営業妨害になることは

書かないのが常識。「はじめに」と「おわりに」

を読むだけでも、時代を把握できる。

 政府刊行物で数字を覚えると、知らないうちに

教養が身に付く。数字に強くなるというのは、

重要なことである。視野が広がり、世の

中に対する見方が変わる。酒席での

話のネタにも事欠かなくなる。

女性にもモテる。

 官庁での人脈づくりは、とにかく最初は「一省庁

に最低一人」を心がけておくといい。一人でも

知っておくと、そこから人脈の輪を

広げることができる。

 日下公人『お役所情報の読み方』

  の詳細、amazon購入はこちら↓

 http://amzn.to/1rLubWO
 

  今回も最後までお読みくださり、

        ありがとうございました。感謝!

スポンサードリンク

♥こちら噂の話題満載情報♥

ぜひ、いいね!を「ぽちっ」とお願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください