過去に撒いた「欲望の種」を掘り起こす 第 2,235 号

 オジサンモテるオジサンの「差」は一体どう

いったところから生じてくるのでしょうか?

 脳は死ぬまで定年しないのか ! ? 中高年から

しぼむか 輝くかは、単に「脳」の使い方

次第 ! あらゆるカギを握るのは本書の

「楽しい生活習慣」にあり。

 脳は何歳になっても成長をし続ける。

よって人は、限りなく成長し続ける

素晴らしい人生を送ることができる。

 ピカソという人は、「定年発想」とは、まった

く無縁。91歳という年齢で息を引き取る最後の

最後まで、彼は制作意欲を失わなかった。

 とにかく描きに描き続け、生涯創作点数、8万

点とまで言われるほどの、前代未聞の作品数

を世に生み出した。

 わたしの脳内では「成長したい」という欲望に

促されて、膨大な量のバージョンアップ

作業が繰り返されている。

 夢を描くと、海馬は必ず活性化する。旅行

に出かける計画を想像してほしい。

場所はどこでも構わない。

 「未知なる体験」こそが、

人生の黄金期をつくる。

 定年などで「その道が終わった」と思い込んだ

途端、その人の脳はあらゆる思考を停止する。

 私たち人間はひとたびワクワクし出すと、

想像力の助けを借りに未来に起こる素晴

らしいことを考え始める生き物だ。

 文学や音楽や美術、素敵なファッションに、

宮廷文化や貴族文化、マナーやもてなしや

作法なども含めて、言ってしまえば私た

ちの文明の多くの要素が、「モテた

い」とか「自分をかっこよく見せ

たい」「自分をキレイに見せたい」と

いう願望から発展してきている。

 その想像力、もっと正確には妄想力のエネル

ギーは、とてつもないものだと思う。

 私たちが「定年しない脳」をつくるには、欲望

をもち続ける習慣、新しい欲望を喚起させる

習慣が、とても重要になってくる。

 歳をとったからこそリッチに

なることを意識する。

 過去に撒いた「欲望の種」を掘り起こす。

 格好のいい代表が、ヘミングウェイの

ライフスタイルだ。

 私は作家宣言をしてから、普段は熱海を本拠地

にしている。しかし週末はセミナーのために

東京へ出ることが多い。時間があると、

必ず大好きな街、銀座へ赴き、い

わゆる銀ブラをする。

 銀座というのは、古くから「流行」「伝統」

「情報」の3つの文化が集まる、

世界でも特殊な街だ。

 自分の交流ネットワークに若い人たちがかか

わっていれば、当然ながら「若い人の考え

方」に頻繁に触れるようになる。

 とても元気なお年寄りに共通している点は、

必ず大家族に囲まれていたり、周囲に同じ

ような元気な友人が多かったりと、人

間関係がしっかり築かれている点だ。

 自ら「人が集まる場」にしてしまう。人間関係

を広げていくためには、「人が集まる場所」を

つくることがとても重要だ。何より、私

自身よくパーティを催しきたため、

人間関係がかなり広がったという経験がある。

 長期的な人間関係をつくる上で、このパーティで

の「おもてなし」が一役買っているというわけだ。

佐藤富雄『定年する脳、しない脳』

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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