目立たず 無理せず 背伸びせず 事業は永続してこそ本物 第 2,447 号

ボクシングで世界の頂点を極めたガッツ
石松さん。人生100年時代の到来を予想し、
新時代の生き方を説いてきた田中真澄さん。

お二人に、最期まで悔いなく、
充実した人生を送る極意を伺いました。

─────────────────

〈田中〉
こうしてお話を伺っていると、
ガッツさんは本当に小さい頃から
命懸けで生きてこられた方で、
だからこそ今日があるのだと実感されます。
そういう歩みの中でも、
一番厳しかったのはいつですか。

〈ガッツ〉
子供時代ですね。

〈田中〉
あぁ子供時代ですか。後のどんな時よりも。

〈ガッツ〉
私は選挙で落選したこともあります。
あの時は自民党から全部面倒を見ると
言われていたんですが、
出馬したら何のバックアップもなくて、
結局選挙に負けて3億円の借金が残りました。
だけど文句は言えないですよ。
自分が決意して出馬したわけだから。
もちろん負けて悔しかったけど、
辛いとは思いませんでした。

辛かったのはやっぱり子供時代なんですよ。
廃屋のような粗末な家で食う物にも事欠いて、
毎日がその日暮らしですから。でも、ああいう
厳しい環境に育ったおかげで頑張れたんです。
どんなに辛い下積み時代でも、
目を瞑ると故郷の風景と一緒に、
父ちゃん、母ちゃんの貧しい姿が浮かぶんです。

「あぁ、父ちゃん、母ちゃんに旨いものを
腹いっぱい食わせてあげたいな」
と思うと頑張れた。
だから、神様ありがとうって
心の底から思えるんです。

ただ、頑張ると言っても、
力をつけないと頑張れない。
先生の言葉の三番目の「力」が必要です。

〈田中〉
本当にそうですね。

〈ガッツ〉
ボクシングでも、
頑張るという気持ちは誰にもあるんですよ。
だけど、その中で力をつけなかったら
勝てないじゃないですか。
そして力をつけるためには、
練習しかないんですよ。

〈田中〉
残念ながら日本人の88%は、学校を出たら
サラリーマンになって一生終わろうという、
非常に短絡的な人生観しか持っていないんです。
いまは100歳まで生きても
不思議じゃない時代になったでしょう。
それなのに、定年後の30年、
35年をどう生きるかを全然考えていなくて、
漫然と生きている人が多いんですよ。

〈ガッツ〉
豊か過ぎるんじゃないですかね。
国が豊か過ぎて、日本人は何も
考えなくなってしまったんじゃないでしょうか。

〈田中〉
ですから若い方々には、将来定年を
迎えてフリーになる時が必ず来るんだから、
その後どう生きるかを真剣に考えてほしい、
と講演でよくお話しするんです。

そうすると、「じゃあ先生、
何を勉強したらいいでしょうか?」
という質問が挙がるので、「老舗」の
勉強をしましょうと私は勧めるんです。
「裸一貫から商売を立ち上げて、ずっと続いて
いるのを『老舗』っていうんです。老舗の勉強
をすれば必ず生きる基本が分かるから、それを
自分なりに応用していくといいですよ」と。

私は『田中真澄のパワー日めくり』
というのを出していて、そこにきょう
ガッツさんからご紹介いただいた、
「一引き、二運、三力」など、
私がこれまで講演でご紹介してきた
話のエッセンスを31の言葉に凝縮して
紹介しているんです。
そこに「老舗の三原則」
というのも載せていましてね。

「目立たず 無理せず
背伸びせず 事業は永続してこそ本物」

これを実践してもらえたら、どんなに人生
を楽に生きられるかと私は思うんです。

致知出版社の人間力メルマガ

  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

スポンサードリンク

♥こちら噂の話題満載情報♥

ぜひ、いいね!を「ぽちっ」とお願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください