特別な集中状態に入ると驚異的な力が発揮できる = 2-1 = 第 3,032 号

科学の進歩は、
人間の可能性を大きく開いてきましたが、
幸福を実現する道について、
最新の脳科学がどのようなことを
示唆しているのでしょうか。

「脳磨き」を提唱する岩崎一郎さんが解き明かす、
幸せになるための脳の使い方、鍛え方とは──。

─────────────────

<岩崎>

……脳は何かに一所懸命取り組んでいる時に
働いているというのがこれまでの常識でした。
しかし最新の脳科学では、何も考えずに
ボーッとしている時も同じくらい
活発に働いていることが明らかになっています。

このことは自分でコントロールできない
潜在意識、無意識の部分を有効活用できな
ければ、人は幸せな生き方ができないことを
示唆しています。


電車に例えて言えば、
本当は東西の線路を行き来したほうが
幸せに生きられるのに、
南北の線路の移動ばかりを
繰り返していてはいつまで
経っても幸せになれません。南北から東西へ
ポイントを切り替える必要があり、
そのポイントを司るのが、脳幹や島皮質
(とうひしつ)と呼ばれる脳の部位です。

スポーツなどではよく、フロー状態、
ゾーンという特別な集中状態に入ると
驚異的な力が発揮できると言われますが、
近年、そこに入るスイッチが脳幹や島皮質に
あることが明らかになってきました。

残念ながら、この脳幹や島皮質は
無意識領域にあるため自分で意図して
スイッチを入れることはできません。
その代わり、普段から脳磨きによって
無意識領域を整えていくことによって、フロー
状態に入る確率を高めることが可能なのです。

逆に、無意識領域を整えていなければ、
リラックスした集中状態であるフロー状態
とは真逆のFF状態に入ってしまいます。
FF状態とは、動物が外敵に直面した時の
ような極度の緊張状態であり、
脳内の他のあらゆる回路をシャットダウンして、
戦うか(Fight)、飛んで逃げるか(Flight)
ということだけにエネルギーを使います。
FF状態でも一時的に大きな力を発揮できますが、
ストレス反応であるために慢性化すると脳を破壊
し、無気力や鬱うつ状態に陥ってしまうのです。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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