毎日を地域の人たちと共に過ごす時間を多く持とうと心掛ける 第 2,117 号

2021/05/13 (木) 7:32

8割の人が病院で亡くなる日本において在宅で
看取りが半数という驚くべき地域があります。

滋賀県東近江市の永源寺地域です。『致知』6月
号には、地域ぐるみで高齢者や障碍者を支える
「チーム永源寺」の中心メンバー・花戸貴司医師
がその秘密をお話しされています。

超高齢社会を迎えたいま、
花戸医師の取り組みは一つの指針となるはずです。

★最新号の詳細・ご購読はこちら

───────────────────

(花戸)

高齢者、介護が必要な方の訪問を続けていると、
病気の治療よりも、食事や入浴など日常生活の
サポートのほうが重要であることに気づきました。
そこで、動けないで困っている人には介護スタッフ、
薬の管理ができていない人には薬剤師さんに訪問
して様子を見てもらうようお願いしました。

でも、それだけでは足りない。現場で分かった
のは、困っている人を支えるには介護保険など
従来の制度以外の取り組みが必要なことでした。

例えば、心細いから話し相手がほしいとか、
ちょっとした買い物、ゴミ捨てを頼みたいと
いった声を耳にした時、制度だけでは何もでき
ない。そこで考えたのが、ご近所の方やお友達、
あるいは自治会、民生委員の方に仲間になって
もらうよう個別にお願いすることでした。

買い物が大変という声には商工会の人々から
移動販売を始めようというアイデアが生まれ、
生きる苦しみに悩んでいる人には
お寺さんなど宗教者に関わっていただいたりと、
より幅広い地域の繋がりが生まれ始めたんです。


もちろん、警察や消防、地域おこし協力隊の若者
たち、就労支援団体の方なども積極的に連携
しました。


この間は文字通り試行錯誤の連続でした。私自身、
祭りや草刈り、溝掃除といった地域の行事に参加
するなど地域の人たちと共に過ごす時間を多く
持とうと心掛ける中で少しずつ理解を得てきた
部分が大きいです。

そして、診療所で行う在宅患者さんのことを話し
合う会議にもいろいろな立場の人に参加して
もらえるようになりました。

患者さんやご家族から「チームで支えてくれる
のが心強い」という声を聞いたのも
大きな後押しになりました。

会議以外にも患者さんのお薬手帳や介護日誌
にはその人に関わる全員が目を通し、
定期的に情報交換に務めます。
インターネットが進んだ現在ですが、
このようなアナログの情報交換のほうが「顔の
見える関係」に繋がっていることも実感して
います。


このように医療や福祉だけで支えられない部分を
近所の人たちも交えて助ける仕組みが定着した
ことで、多くの方が「これからも自宅で暮らして
いける」という安心感を抱くようになりました。

致知出版社の人間力メルマガ

 今回も最後までお読みくださり、

   ありがとうございました。感謝!

スポンサードリンク

♥こちら噂の話題満載情報♥

ぜひ、いいね!を「ぽちっ」とお願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください