夜遅くお月さんを見ながら辛いなあと思うことはあった 第 2,229 号

 政界をたえず揺るがしてきた亀井静香による

波瀾万丈の半生。学生時代から現在までを

激動を初公開のエピソード満載でたどる。

 小渕恵三さんが総理総裁になって、1999年の

人事で私は政調会長に指名された。ずっと

三塚派にいたらありえないポストだね。

 自分でなんとかやれば展望はひらけるんだね。

楽しくなければ次に行けばいい。そういう

人生観は誰にも当てはまると思うよ。

 若い人に覚えていてほしいのは、何も腐った

まま朽ち果てることはない。次に

行け、ということ。

 新人候補のころ、戸別訪問は1年9か月のうち

に10万軒くらい歩いたな。支持基盤は徹底的

に草の根だった。議会とも企業とも宗教

とも関係がない。カネもコネもない

私が出る以上、そうならざるを得なかった。

 他のライバルは既存の後援会、政治理念で繋が

っている。そこからこぼれた声が俺の味方だ

った。広島の府中や福山地域も、中小食品

関係のオヤジさんや下請けやっている人

たち、衣類製造の受注業者とかが参加してくれた。

 俺の場合は、党じゃない。党は関係ない。

零細や草の根の血盟団みたいな感じに

なっているから、その後も政治

活動を自由にやれた。

 党が怖いわけでもないから党を出たって

関係ない。良い人に巡り合って、

それがずっと続いている。

 町や村を歩いて回ったとき、夜遅くお月

さんを見ながら辛いなあ、と思う

ことはあったけどな。

 本当に相手の迷惑も顧みず、朝早くから

夜10時、11時までも回ってたものね。

 私は意外に思われるんだけど元来、気性と

して人と会うのが苦手なんです。凄く人見

知り。絵を描いたり、本を読んだりする

のが好きだったりする。高校のころは、

野間宏とかよんで、ニヒリズムっ

ぽく傾倒していたんだからね。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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