世のため人のために尽くそうということぐらい立派なことはありません 第 2,367 号

京セラ創業者・稲盛和夫氏の人生観が伝わって
くる講演録の一部を紹介いたします。

人生・仕事の極意が詰まっています。
人生をよりよく生きるためのヒントが満載。

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(稲盛)

宇宙の真理を解くことは
大変にむずかしいことだろうとは思いますが、
むずかしいことをむずかしく理解して、
このむずかしい人生を歩くことほど
またむずかしいものはなかろうと思います。

私はむずかしければむずかしいほど単純に
理解し、ただ一点、真理を見出し、それを守る
ことによって人生は全うできると思うのです。
 
私は化学の技術屋ですから、むずかしい学問は
しておりません。

ずっとセラミックの研究一筋できましたから、
こういう哲学的、文学的な本をたくさん読んだ
わけではありません。

 
しかし、安岡正篤先生の本を読ませていただいて、
私は自分がどういう運命を持って生まれて
きたかは知りませんが、ただ一点だけ、善き
ことを行うことによって、私の運命がいい方向に
行くであろうということを学びました。


『陰隲録』(という東洋古典)の中にも出て
きますが、人の行いによって運命が変わると
同時に、禍福は思うこと、求めることによって
得られるのだ、と安岡先生はいっておられます。
 
仏教には「思念は業をつくる」という言葉が
ありますが、それも同じことです。


業はカルマともいいますが、思ったり念じたり
すると、仏教でいう因果応報の因をつくります。


業は原因ができると、必ず現れてきます。
因果応報の応報です。
 
世のため人のために尽くそうなどという、
大上段に振りかぶったようなことをいう人が
あると、インテリであればあるほどそれを
せせら笑う人が多いようです。

しかし、世のため人のために尽くそうという
ことぐらい立派なことはありません。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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