ストレス=「強度×持続時間」という式で表せる = 3-1 = 第 2,462 号

日々最高のパフォーマンスを発揮するためには、
知識や技術が優れているだけではいけません。
心がしっかり整っていなければ、
せっかく持っている知識やスキルを
活かすことはできないでしょう。

このコロナ禍で生活や仕事の環境が大きく変わり、
ストレスを感じている人が多いはず。
外資系企業産業医として通算1万人以上と
面談してきた武神健之さんに、「メンタルが
強い人」に共通する習慣を教えていただきました。

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〈武神〉
私が診てきた限り、ストレスに強い人たちは
総じて原因探しをしたり、対象を憎んだりせず、
淡々と対処をしています。
彼らのストレスに対する捉え方をまとめるなら、
ストレス=「強度×持続時間」という式で表せる
でしょう。


それぞれ簡単に説明すれば、
強度とはインパクトの強さ、
つまり事前にある程度予想できていたことは、
実際に起きてもそれほどショックにならない。
持続期間というのは、ストレスがいつまで
続くか、終わりが見えていればある程度
耐えられるということです。


この観点からすれば、新型コロナ
ウイルスは予想もしなかった規模で蔓延し、
いつまで続くか分からないために、人々の
大きなストレスになっていると言えます。

いま皆様に知っていただきたいのは、
メンタルが強い人の習慣を実践することで、
ストレス耐性は身につけられるという事実です。
これは私が診てきたクライアントさんの例から
も明らかです。ここからは、私が過去一万人の
面談を通じて気づいた「7つの習慣」について、
詳しく見ていきます。

1.好きなことをする

クライアントさんの中には、メンタル疾患が原因
で休職を余儀なくされる人がいます。そういう
人たちに「趣味は何ですか?」と訊くと、高い
確率で「ないです」という答えが返ってきます。
逆に、多忙にも拘らず元気な人に理由を尋ねると、
「本当に忙しいですよ。月に一回トライアスロン
もやってますし」などという驚きの返答も
あります。よく言われることですが、
好きなことをしている人は、
やはりストレスに強いのです。

好きなことをしている時、人は誰でもそれに集中
します。それが気分転換になり、ほどよい
疲れが出るため睡眠にも好影響が出ます。


趣味がない、もしくはコロナ禍を理由にそれを
諦めている人は、一度自分の趣味を箇条書きに
して、可視化してみると意外な発見がある
でしょう。大切なのは、楽しい時間を自ら
つくっていく姿勢です。

(本記事は月刊『致知』2020年12月号
連載「大自然と体心」より一部抜粋・編集した
ものです)

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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