「生きる。生き続ける」ということを改めて考える 第 2,423 号

パート社員・アルバイトも社内木鶏会に
参加することで組織の一体化、
社長が目指される理想の経営を
実現されている企業様があります。

その中から、本日は、
株式会社モーリ様のパート社員 Nさんの
体験談をご紹介します。

病を患い、命と向き合い続けた1年間は、
病院のベッドで木鶏感想文を
書き続けられたそうです。

Nさんの体験から学んだ気づきが溢れ、
読んだ方に勇気と感動を与えてくれます。
1年間にわたる社内木鶏感想文の抜粋です。
ぜひ、お読みください。

─────────────────

(Nさん)
闘病生活に入ると、どうしても自分の
不幸ばかりに意識が向く時期が続きます。

しかし、『致知』に登場している人は辛く
苦しい中でも、世の中に貢献する生き方を
されていることに気がつきました。

「己を制して人のために生きなければならない」
という言葉に出逢い、こんな状況の中でも
「社会貢献しなければ!」という気持ちが
沸々と湧いていました。


「生きる。生き続ける」ということを改めて
考え始めてから、私は「今の自分でも人の
ために何かできることはないか」と毎日
メラメラと心が燃えていることを感じました。


この時期の『致知』特集は「誰かのために
生きる時、人間の命は輝く」でした。

さらに、この孤独との戦いの時間を
何とか有効な時間にしたい。
療養が終わった時に、「自分の考えを深める
いい機会になったと言いたい」
という目標もできていました。

この時期から気持ちに大きな変化が表れます。
試練と受け止めていたこの状況。
しかしよく考えてみたら、
子どもたちは健康に過ごし、治療に専念
できる環境を与えられ、何より「戻っておいで」
と待っていてくれる職場がある。モーリで
働いていて良かったと心から思いました。

色々なことの「有難さ」に気づかされ、
お陰様で生きていられるということに
感謝が溢れてきました。

この病気が私に多くの「気づき」を
与えてくれていると思うようになったのです。

「何気ない日常が本当の幸せ」
1年前の自分だったら、
本当の意味で理解できていませんでした。
しかし、いまなら分かります。

当たり前に明日は来ないし、
当たり前に日常がないことを。
『致知」から学んだ「人生とは
様々な困難にぶつかっても感謝して楽しみ
ながら突き進んでいくしかない」。

この言葉を信じて前進していこうと
背中を押していただきました。

そして、令和3年9月に全ての治療を終え
復帰を果たすことができました。
いま、強く思うことは「どんな言葉を
心に抱き発するか。それがその日1日を
決め、ひいては人生をも左右する。
言葉は心を表現するもの」だということです。

闘病中、多くの人にかけていただいた言葉、
『致知』を読んで出逢った言葉に支えられ、
救われました。


これからは、私が誰かを支えられるような
言葉を発せられる人になりたいです。

・  ・  ・  ・  ・

モーリの松本社長は、
毎月Nさんの元へ『致知』を届けました。

会社の木鶏会ではNさんの感想文を社員に共有。
Nさんの生きる力は、社員に勇気を与え、
社員の応援がNさんに生きる希望を与えました。

会社全体が創り出した心の繋がりは
特別な関係性を築き、社長が心から願う
経営の実現に繋がっています。

  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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