「 世間動静全般 」一覧
先人の言葉に救われ.勇気をいただき.自身の心と対話する 第 344号
埼玉りそな銀行社長の池田一義さんは、 経営危機に陥ったりそなグループの、 改革の一端を担ってこられました。 その時、池田さんが心の支えにされたのが 安岡正篤先生の本や中国の古典でした。 池田さんが心の支えにされたのはどのような 言葉だったのでしょうか。 ─────────── ★ 古典をどう活学するか ★ 池田 一義(埼玉りそな銀行社長) × ...
激しく変動する経済情勢の諸要素に関心.注目.理解をし資金繰りを確立 第 341号
今、経理に期待されている能力は何でしょう? IT化、アウトソーシング化が進む経理部門において、 通常の事務処理をするだけの社員がリストラされつつ あるのが現状です。 本書では、7000人以上の経理社員を見てきた 著者が、20代、30代、40代における理想的な経理の 働き方のモデルを提唱します。 21世紀を生き抜く力強い経理になれ! 単純な事務作業はもう卒業!「改...
自らの知的資産として活かしきる術を身につけていた 第 334号
1996年、多くのファンに惜しまれつつ 永眠した作家司馬遼太郎氏。 源義経、豊臣秀吉、新撰組、そして坂本竜馬 らの志士を通じて日本人と日本文化の原点を 描いた歴史小説の数々を振り返りその魅力 を再評価するとともに、交流のあった 著名人らが思い出と氏の横顔を綴る。 「司馬文学の魅力」の章では、経済ジャーナ リストの野村隆夫氏が、司馬作品が特に高度 経済成長期を支えたビ...
今も.そのまま存在しているという厳然たる事実だけである = 2-2 = 第 330 号
1949年、台湾に深い思い入れのある 明石元長は、根本博を台湾に密航さ せるため、資金調達に走りまわる。 GHQ支配下だった日本では、それは まさに国禁をおかす危険な 活動であった。 元長の筆舌に尽くしがたい資金集め 活動により、なんとか根本の密 航出発に成功する。 その4日後、台湾を助けるために奔走 した明石元長は精根使いきり、 急死した。42歳だった。...
今も.そのまま存在しているという厳然たる事実だけである = 2-1 = 第 329 号
1949(昭和24)年6月、九州・延岡の海岸から小さな 漁船が夜陰にまぎれて静かに離れていった。 船が目指すのは、真っ黒な海原のはるか彼方に ある台湾。 その船には、日本陸軍の元・北支那方面軍司令官、 根本博中将が乗っていた。 傍らには、「俺の骨を拾え」と言われて随行を 命じられた通訳が一人。 この時、蒋介石率いる中国国民党と毛沢東率いる 中国共産党との...
責任は政治家がすべて負うという姿勢を強く示すことが重要 第 325号
日本の国家を運営していく上で、官僚は知恵袋 であり、世界でも有数のシンクタンクと言っても 過言ではなく、必要欠くべからざる存在です。 その力をいかに活用できるかこそが、 政治家の手腕なのです。 政治家は官僚のやる気を引き出し、潜在能力 を発揮させなくてはなりません。 もちろん、前例や局益や省益に縛られる習性を ただし、克服させていくのは当然のことです。 ...
現在そして将来にその教訓を生かすため歴史を研究し学ぶ 第 323号
フルブライト留学生としてアメリカに 留学し、ミシガン大学大学院でスーツ 博士に計量経済学を、マサチュー セッツ工科大学大学院でサム エルソン博士(1970年ノー ベル賞)とソロー博士(1987年ノーベル賞) に理論経済学を、ハーバード大学大学 院ではアロー博士(1972年ノーベル 賞)とクープマンス博士(1975年 ノーベル賞)に理論経済学を、 スキナー博士に心理学を、 パ...
献金に頼らないあたりが トランプの快進撃を支えている一因でもある 第 316号
大統領選に候補者として名乗りを上げ、日本でも 注目を浴びるドナルド・トランプ。「米国の不動産王」 として著名なトランプだが、問題発言を繰り返し、 米国内でも「変人」扱いされている。 共和党指名候補の支持率トップに立ち、一方で 不支持率もトップという振り幅の強烈なキャラクター。 大富豪として多大な財力・権力をもちながら、 差別発言があとを絶たないトランプとはどんな人間...
情報を扱う人間は、情報の重圧で道を外れることがある 第 314号
笑顔のウラで熱心に諜報活動をする世界。 相手国が隠しておきたい情報を、手段を 選ばずに徹底的に探り、ときには盗み取る。 敵対する国については言うに及ばず、 ふだんは首脳同士が笑顔で握手を 交わす同盟国や友好国にも、 盗聴や通信の傍受を仕掛ける。 そんな世界の一端を、なんとか示す ことはできないか…… 米国政府激怒 ! 新聞連載時、記事に 対し日本政府に...
誇りと使命感を持って、 獅子奮迅の働きをしてくれた感謝 第 311号
東日本大震災から丸5年。特に甚大な被害を 受けた地域の一つ、宮城県気仙沼市で いまも懸命に事業を営む 二人の経営者の志に胸打たれます。 ─────────── ★ 人の心に明かりを灯す ★ 熊谷 光良(熊谷電気社長) × 菅原 昭彦(男山本店社長) ─────────────────── 【熊谷】 実は、震災翌日にある夢を見たんですよ。 ...