母の命を静かに受け止める 第 2,022 号

このコロナ禍の中で、家族や大事な人の
お見舞いや介護は自由にできないという方も
多いのではないでしょうか。

認知症の母を20年以上にわたって介護した
壮絶な体験を詩に綴ってきた藤川幸之助さん。

人は認知症になっても、しっかりとそこに
生きている――

生きることの意味、尊さを問う詩
「ただ月のように」を配信します。


★感動の声が続々。藤川幸之助さん初の
自選詩集『支える側が支えられ、
生かされていく』(致知出版社)はこちら 

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「ただ月のように」

認知症の母の傍らに静かに佇む

何かをしているように

何にもしていないように

見つめているようで

見つめられているようで


ただ月のように

母の心に静かに耳を澄ます

聞いているように

聞かれているように

役に立っているようで

役に立っていないようで


ただ月のように

母の命を静かに受け止める

受け入れるように

受け入れられているように

愛しているようで

愛されているようで


ただ月のように

ただそれだけでいい

何かをするということではない

何かをしないということでもない

することとしないことの

ちょうど真ん中で

することとされることが交叉する

ただ月のように

ただそれだけでいい

『支える側が支えられ、生かされていく』(致知出版社)より
 
★いまこそ「人間学」。困難な時代を生き抜く知恵、
人間力を磨き高めるヒントが満載の月刊『致知』。
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 今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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