国際社会は.妥協と裏切りの歴史であり信義よりも力関係がモノを言う 第 2,319 号

  アメリカやヨーロッパで近現代史の見直しが

進んでいる。「ヴェノナ文書」や、「リッツ

キドニー文書」といった機密文書の情報

公開などにより、様々な事実が明らか

になってきている。インテリジェ

ンス・ヒストリーと呼ばれる

ジャンルが、これまでの

歴史認識をアップデートしているのである。

 一方で、日本人はいまだに従来までの歴史観

にとらわれている。かつて学校教育で教えら

れてきた第二次大戦や近現代史は、時代遅

れになりつつある。新たな事実が次々と

判明して、近現代史が見直されてきている。

 欧米各国において、日本と軍事協力を進める

ことが、インド太平洋諸国の安定と平和につ

ながる、という考えが大きくなっている。

 近現代史見直しの背景には、東西冷戦の終結

と、ソ連邦の解体がある。もう一つの要因は、

1995年を契機に欧米が第二次大戦の機密

文書を公開したことにある。

 中欧、東欧諸国では、共産党政権時代やソ連軍

の占領時代に、人権侵害に苦しんできた人々

から聞き取り調査を進めている。関連の

証拠や文書を集め、出版して、博物館

に展示するという、地道な作業を続けている。

 1995年、アメリカでは「ヴェノナ文書」が公開

された。陸軍情報部が、ソ連と米国内のスパイ

との暗号電報を傍受&分析したものだ。

この公開は衝撃的だった。

 ヴェノナ文書の公開により、第二次大戦中の

ルーズベルト民主党政権内部に、入り込んで

いたソ連のスパイたちが、アジアと東欧

をソ連に譲り渡したことが判明した。

 近現代史は、アップデートされている。イン

テリジェンス・ヒストリーという学問がイギ

リスなどで広がっている。秘密工作が外交

や国際政治にいかなる影響を与える

かを研究するものだ。

 近現代史に関するグローバル・トレンドを

きちんと理解しないと、現在の国際社会の

激動を正確に理解できない。これらを

学び、世界でしたたかに生き抜いていきたい。

 ソ連の崩壊後、以下の国々は、第二次大戦中と

その後におけるソ連の残虐な侵略と占領を一斉

に告発し始めた。その国は、ポーランド、

ハンガリー、チェコ、リトアニア、

ラトビア、エストニアなど。

 日本人が見逃している歴史認識の一つは、第二次

大戦において、ソ連は当初から「侵略国家」と

して非難されていた、という事実。

 国際社会は、妥協と裏切りの歴史である。残念

ながら、信義よりも力関係がモノを言う。

 ポーランドは今、ソ連とナチスドイツによって、

いかに酷い仕打ちを受けてきたのか、各地に

戦争博物館をつくり、自国民にその悲劇

の歴史を懸命に伝えようとしている。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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